JIS B9703:2019 pdfダウンロード
JIS B9703:2019 pdfダウンロード。機械類の安全性−非常停止機能−設計原則 Safety of machinery-Emergency stop function-Principles for design
1 適用範囲
この規格は,機械における非常停止の機能的要求事項及び設計原則について規定する。 なお,使用するエネルギーの種類は限定しない。
この規格は,非常停止機能の一部である作動の反転若しくは制限,エミッション(例えば,放射,流体)の回避,遮蔽,制動又は遮断のような機能を取り扱うものではない。
この規格の要求事項は,次のものを除く全ての機械に適用する。
− 非常停止機能がリスクを低減しない機械
− 手持ち形又は手操作形機械
注記1 電気/電子技術による非常停止機能を実現するための要求事項は,JIS B 9960-1に規定している。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13850:2015,Safety of machinery−Emergency stop function−Principles for design(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 9700によるほか,次による。 3.1 非常停止(Eストップ),非常停止機能[emergency stop(E-stop),emergency stop function] 次のことを意図する機能。
− 人に対する危険源を,又は機械類若しくは工程中の加工物への損害を,避けるか又は低減する。
− 人間の単一の動作によって始動する。 (出典:JIS B 9700の3.40) 3.2 非常停止装置(emergency stop equipment)
非常停止機能を実行する制御システムの安全関連部。 注記 典型的な非常停止装置は,入力,処理及び出力要素で構成される。
3.3 非常停止機器(emergency stop device) 非常停止機能を始動するために使用される手動操作の制御機器。 (出典:JIS C 8201-5-5の3.2)
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