JIS G3321:2019 pdfダウンロード
JIS G3321:2019 pdfダウンロード。溶融55 %アルミニウム− 亜鉛合金めっき鋼板及び鋼帯 Hot-dip 55 % aluminium-zinc alloy-coated steel sheet and strip
13 試験
13.1 化学成分分析試験
13.1.1 分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方 板,コイル及び波板の化学成分は,溶鋼分析によって求め,分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化学成分)による。
13.1.2 分析方法 分析方法は,JIS G 0320による。
13.2 めっき浴成分の試験 めっき浴成分の試験方法は,製造業者による。めっき浴成分の試験は,省略してもよい7)。ただし,注文者の要求がある場合には,受渡当事者間で試験方法を協定した後,試験を行う。
注7) 試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,めっき浴成分は規定値を満足しなければならないことを意味する。
13.3 めっき試験 13.3.1 供試材の採り方 供試材は,同一寸法かつ同一めっき付着量の製品50 tごと及びその端数から1枚を採る。 なお,波板の場合は,波付け前の板から供試材を採取する。 13.3.2 めっきの付着量試験 めっきの付着量試験は,次による。 a) 試験方法 めっきの付着量は,両面について測定し,その試験方法は,附属書JC,附属書JD又は附属書JEのいずれかによる。ただし,疑義が生じた場合は,附属書JEによる。 附属書JDによる方法の場合には,同一寸法かつ同一めっき付着量の製品50 tごと及びその端数について測定する。
b) 試験片の採取 試験片の採取は,次による。 1) 附属書JCによる場合,試験片の採取位置,大きさ及び数は,JC.5による。
2) 附属書JDによる場合,試験片は採取することなく,オンラインで測定する。
3) 附属書JEによる場合,試験片の採取位置及び数はJC.5.2による。試験片の大きさは,1 200 mm2以上とする。
13.3.3 めっきの密着性試験 曲げ試験によるめっきの密着性試験は,次による。
a) 試験片の採取位置及び大きさ 試験片の採取位置は,供試材の任意の位置とする。試験片は,幅75〜125 mmで幅の2倍程度の適切な長さのものとし,特に指定がない場合,原板の圧延方向と平行に供試材から1個を採る。
b) 試験方法 試験片の曲げ操作は,手動の万力(バイス)を用い,表8又は表9に内側間隔として規定する枚数の板を挟んで図4のように試験片の長手方向に180°曲げる。ただし,万力を用いることができない場合は,その他の適切な方法で試験してもよい。曲げた後,めっき剝離を生じたかどうか調べる。
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