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JIS E4207:2019 pdfダウンロード

JIS 09-06
JIS E4207:2019 pdfダウンロード

JIS E4207:2019 pdfダウンロード。鉄道車両−台車−台車枠強度設計通則 Rolling stock-Bogie-General rules for design of bogie frame strength
1 適用範囲
この規格は,鉄道車両(特殊鉄道用を除く。)に用いる台車のうち,主要強度部材(ばね下部品及び車体取付部品を除く。)を構成する“台車枠”及び“はり”に使用する鋼製部材の強度設計に対する共通的な条件について規定する。 なお,この規格は,ゴムタイヤなどを用いる特殊鉄道(例 無軌条電車,モノレール車両,中量軌道システム車両,磁気浮上車両など)に用いる台車枠には適用しないが,それらの車両の台車枠に用いる材料の許容応力には,この規格を適用してもよい。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS E 4001 鉄道車両−用語
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 3114 溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5102 溶接構造用鋳鋼品
JIS Z 2273 金属材料の疲れ試験方法通則
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS E 4001及びJIS Z 2273によるほか,次による。
3.1 台車枠
車体と輪軸との中間に位置し,輪軸を支持し,車体質量を受け,曲線通過に伴う旋回[偏い(倚)]動作を行うための構造体。一般に側ばり,横ばり,端ばりなどによって構成される。
3.2 はり 台車枠を除く主要強度部材で,常に,車体の質量を負担している枕ばり,振子ばり,操だ(舵)ばりなど。
3.3 枕ばり ボルスタ付き台車において,台車の回転偏い及び上下変位に対応するために台車枠と車体との間に設置する“はり”。
注記 ボルスタレス台車は,枕ばりを用いていない。
3.4 振子ばり 車体傾斜方式車両のころ式振子台車に備える車体傾斜動作のための“はり”。
3.5 操だばり 輪軸操だ方式の台車に備える輪軸操だ動作のための“はり”。
3.6 A寸法 軸ばね部の基準高さを実測する場合の標点間寸法。
3.7 B寸法 枕ばね部の基準高さを実測する場合の標点間寸法。
4 設計の共通的な条件の分類 設計の共通的な条件は,負荷荷重条件,強度設計条件,構造設計条件及び剛性設計条件に分類し,次による。
a) 負荷荷重条件の分類 負荷荷重条件の分類は,静荷重条件及び動荷重条件とする。
) 強度設計条件の分類 強度設計条件の分類は,応力計算及び許容応力とする。
c) 構造設計条件の分類 構造設計条件の分類は,次による。

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