JIS A4709:2018 pdfダウンロード
JIS A4709:2018 pdfダウンロード。サッシ用網戸 Screens for windows
3.1 網戸 四周を構成するかまちに網を張った構造及び網を折りたたむ又は巻き取る構造の網戸。
3.2 枠 網戸を取り付ける開口部材に接する部材。
3.3 可動式 開口部,又は開口部の一部に取り付ける開閉が可能な網戸。 注記 可動式には,スライディング形式,スイング形式及び収納形式がある。
3.4 固定式 開口部の一部に取り付ける開閉ができない網戸。
3.5 スライディング形式 四周を構成するかまちに網を張った網戸の主に枠の面内を移動する開閉形式(図1及び図2参照)。
3.6 スイング形式 四周を構成するかまちに網を張った網戸の主に枠の面外に移動する開閉形式(図3参照)。
3.7 収納形式 網の折りたたみ又は巻き取りによって収納する開閉形式(図4及び図5参照)。
3.8 かまち スライディング形式,スイング形式及び固定式にあって,網戸の四周を構成する部材。網を折りたたむ又は網を巻き取る構造の網戸を操作する部材。
3.9 中桟 スライディング形式,スイング形式及び固定式にあって,網を仕切る部材(図1参照)。
3.10 補強桟 スライディング形式,スイング形式及び固定式にあって,網を仕切らず網戸を補強する部材(図2参照)。
3.11 附属部品 網戸本体の機能に直接影響を与える部品。網戸に使用する戸車,手掛け,網押え部品1),虫止め部品2)などがある。
注
1) 網とかまちとを緊結する部品。
2) カ(蚊),ハエなどが室内へ飛来侵入しないように,所定の隙間又は重なり代にする部品。
6 外観及び構造 6.1 外観 網戸の外観は,次による。 a) 網戸は,使用上有害なきず,欠け,割れなどがあってはならない。
b) 収納形式にあっては,使用状態で支障のある網のたれ及びたわみがない。 6.2 構造 網戸の構造は,次による。
a) 脱落防止の構造 網戸は,脱落防止の構造をもつものでなければならない。
b) 隙間及び重なり代 網戸の使用状態では,網戸のかまちとサッシの枠との隙間,網戸のかまちと戸のかまちとの隙間,虫止め部品とサッシの枠との隙間,及び虫止め部品と戸のかまちとの隙間は,1.5 mm以下とする。収納形式にあっては,網と枠との隙間は,1.5 mm以下とする。ただし,網戸と他の各部材との重なり代が,10 mm以上ある場合は,隙間は2.5 mm以下でもよい。これらの関連を図7〜図9に示す。 c) 網の四周の保持 網の四周を保持しているもの及び保持していないものの構造の例を図10に示す。
d) 網戸に用いる附属部品 網戸に用いる附属部品は,それぞれの機能を果たし得る作動性及び強さをもち,戸車は取替え又は補修が可能な構造とする。
- Previous:JIS A4420:2018 pdfダウンロード
- Next:JIS A5430:2018 pdfダウンロード