JIS A1136:2018 pdfダウンロード
JIS A1136:2018 pdfダウンロード。遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法 Method of test for compressive strength of spun concrete
1 適用範囲
この規格は,遠心力で締め固めたコンクリートの圧縮強度試験の方法について規定する。 なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
JIS A 1132 コンクリートの強度試験用供試体の作り方
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方
JIS B 7507 ノギス 3 コンクリートの試料 コンクリートの試料は,JIS A 1115又はJIS A 1138による。
4 供試体の形状及び寸法
供試体は,図1に示す中空円筒形とし,その寸法は,粗骨材の最大寸法によって表1のとおりとする。
5 供試体の型枠 供試体の型枠は,次による。
a) 型枠は,金属製で,円筒形の側板及び中心部に孔を設けた2個の端板からなり,適当な止め金具で,これらを組み立てたものとする。
b) 型枠の寸法許容差は,型枠側板の内径で±2 mm,高さで±3 mmとする。
c) 端板のコンクリートに接する面の平面度は,0.02 mm以下とする。
d) 型枠を組み立てたとき,端板の内面は相互に平行で,かつ,供試体の中心軸に対し直角となるものとする。
e) 端板及び側板は,十分な厚さをもち,組立て及び供試体成形時に変形及び漏水1)がないものとする。
注1) 型枠を組み立てるとき,側板の合わせ目に適当な漏水防止材を用いるのがよい。
f) 型枠を組み立てたとき,回転軸に対し,偏心がないものとする。
6 遠心力成形機 遠心力成形機は,次による。
a) 遠心力成形機は,図2に示すように,2軸の車輪の上に型枠を載せ回転させる構造とし,回転中の型枠に有害な動揺及び振動が生じないものとする。
b) 遠心力成形機は,型枠の回転速度を必要な範囲内で変えられるものとする。
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