JIS G3315:2017 pdfダウンロード
JIS G3315:2017 pdfダウンロード。ティンフリースチール Chromium coated tin free steel
1 適用範囲
この規格は,主として飲料缶,食缶などに使用するティンフリースチールについて規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 11950:2016,Cold-reduced tinmill products−Electrolytic chromium/chromium oxide-coated steel(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件 JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0119 蛍光X線分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 原板(blackplate)
ぶりき及びティンフリースチールに使用される,めっき前の冷間圧延低炭素鋼板及び鋼帯。 注記 JIS G 3303に規定されているぶりき原板を,この規格では原板という。
3.2 ティンフリースチール(electrolytic chromium/chromium oxide-coated steel) 原板の両面に電解クロム酸処理を施して,金属クロム層被膜の上にクロム水和酸化物層被膜を形成した鋼板及び鋼帯。
3.3 板 ティンフリースチールを,必要な寸法に切断した製品。
3.4 コイル(coil) ティンフリースチールを,コイル状に巻き取った製品。
3.5 箱焼なまし法 冷間圧延後,コイル状のまま行われる焼なまし方法。
3.6 連続焼なまし法 冷間圧延後,帯状に巻きほどいた状態で連続的に行われる焼なまし方法。
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