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JIS Z3129:2017 pdfダウンロード

JIS 09-11
JIS Z3129:2017 pdfダウンロード

JIS Z3129:2017 pdfダウンロード。鋼の1ラン施工及び2ラン施工による 溶接継手からの試験片作製方法 Preparation of test specimens taken from butt welded test pieces for one-run and two-run technique in steel
1 適用範囲 この規格は,サブマージアーク溶接材料,ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ及びセルフシールド溶接用フラックス入りワイヤを用いた鋼の,1ラン施工(one-run technique)及び2ラン施工(two-run technique)による溶接継手からの試験片の作製方法について規定する。 なお,この規格は,エレクトロスラグ溶接材料及びエレクトロガスアーク溶接材料を用いた溶接継手には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 15792-2:2000,Welding consumables−Test methods−Part 2: Preparation of single-run and two-run technique test specimens in steel(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 3001-1 溶接用語−第1部:一般 JIS Z 3001-2 溶接用語−第2部:溶接方法
JIS Z 3001-4 溶接用語−第4部:溶接不完全部
JIS Z 3121 突合せ溶接継手の引張試験方法
注記 対応国際規格:ISO 4136:2001,Destructive tests on welds in metallic materials−Transverse tensile test
JIS Z 3128 溶接継手の衝撃試験片採取方法
JIS Z 3703 溶接−予熱温度,パス間温度及び予熱保持温度の測定方法の指針 注記 対応国際規格:ISO 13916:1996,Welding−Guidance on the measurement of preheating temperature, interpass temperature and preheat maintenance temperature(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS Z 3001-1,JIS Z 3001-2及びJIS Z 3001-4による。
3.1 1ラン施工(one-run technique) 片側1層1パスの溶接によって突合せ継手を完成させる施工方法。
3.2 2ラン施工(two-run technique) 両側1層1パスの溶接によって突合せ継手を完成させる施工方法。
3.3 試験板(test material) 試験に使用する母材で,溶接施工が完了する以前のもの。
3.4 試験材(test piece) 溶接施工が完了後,試験片を採取する以前のもの。
3.5 試験片(test specimen)
試験材から切り取り,機械加工によって規定の形状及び寸法に仕上げられたもの。
4 試験板の準備 試験板の準備は,次による。
a) 試験板の材質は,溶接施工要領書で規定する種類を用いる。
b) 試験板の記号,板厚及び開先形状は,特に指定のない限り,表1による。
c) 試験板は,溶接ひずみを考慮して,拘束するか又はあらかじめ逆ひずみを付けることとする。溶接終了後に,試験片の採取のための機械的な矯正を行ってはならない。
d) 1ラン施工及び2ラン施工では,適切なタブ板を使用してもよい。
e) 1ラン施工では,適切な裏当て材を使用してもよい。

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