JIS A5406:2017 pdfダウンロード
JIS A5406:2017 pdfダウンロード。建築用コンクリートブロック Concrete blocks for buildings
3.1 空洞ブロック フェイスシェルとウェブとで構成し,主に空洞部に充塡材を部分充塡して使用する,容積空洞率が25〜50 %の断面形状のブロック[図1 a) 参照]。
3.2 型枠状ブロック フェイスシェルとウェブとで構成し,縦横に連続した大きな空洞部をもち,その空洞部に充塡材を全充塡して使用する,容積空洞率が50〜70 %の断面形状のブロック[図1 b) 参照]。
3.3 素地ブロック 化粧ブロック以外の,フェイスシェル表面に意匠上有効な仕上げを施さないブロック。
3.4 化粧ブロック フェイスシェル表面に,割れ肌仕上げ,こたたき仕上げ,研磨仕上げ,塗装仕上げ,ブラスト仕上げ,リブなど,意匠上有効な仕上げを施したブロック。
3.5 基本形ブロック 空洞ブロックのうち,建築物の組積体に使用する基本的な形状のもので,一方向だけ鉄筋の配置が可能な空洞部をもつ形状のブロック(図1参照)。
3.6 基本形横筋ブロック 縦横二方向の鉄筋の配置が可能な空洞部をもつ形状のブロック(図1参照)。
3.7 異形ブロック 隅(コーナー)用,まぐさ用,半切などの用途によって外部形状の異なるブロックで,基本形ブロック及び/又は基本形横筋ブロックと組み合わせて使用するブロック(図1参照)。
3.8 防水性ブロック 透水性試験による水分の透過が,規定量以下のブロック。
3.9 フェイスシェル ブロックの長さ方向の表面の構成部材(図1参照)。
3.10 ウェブ フェイスシェルを固定する役割をもつ,ブロックの厚さ方向の構成部材。型枠状ブロックには,片えぐり及び両えぐりの2種類がある(図1参照)。
3.11 正味断面積 空洞ブロックの縦方向の空洞部を除いた水平実断面積。
3.12 モデュール呼び寸法 組積したときの目地の中心寸法で示される,ブロックの長さ及び高さの寸法(図2参照)。
3.13 実厚さ 表面に化粧部分,水切り用目地部などの凹凸をつけた場合の,凸部を含めた最大の厚さ(図3参照)。
3.14 正味厚さ 実厚さから化粧部分,水切り用目地部などを除いた厚さ。ただし,厚さ方向に対して3 mm以内の寸法の水切り用目地部は,正味厚さに含む(図3参照)。
3.15 正味肉厚 フェイスシェル及びウェブの最小の肉厚(図3参照)。
3.16 ウェブ高さ 型枠状ブロックの厚さ方向の中心部におけるウェブの高さ(図3参照)。
3.17 容積空洞率 空洞部全体の容積を有効外部形状体積1) で除した値の百分率。 注1) 有効外部形状体積は,ブロックの長さ,高さ及び正味厚さの積をいう。
3.18 正味体積 有効外部形状体積1) から空洞部全体の容積を減じた値。
3.19 標準目地幅 製造業者が定める標準的な施工における目地の寸法。縦目地と横目地とで異なる寸法となることもある(図2参照)。
3.20 打込み目地 型枠状ブロックを用いた場合に充塡用のモルタル又はコンクリートによって形成される目地。
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