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JIS Z3147:2017 pdfダウンロード

JIS 09-11
JIS Z3147:2017 pdfダウンロード

JIS Z3147:2017 pdfダウンロード。アルミニウム合金及びマグネシウム合金の 高速負荷回転曲げ疲労試験方法 High-speed rotating bar bending fatigue testing of aluminium alloys and magnesium alloys
1 適用範囲
この規格は,鉄道車両,船舶,自動車などに用いる構造用アルミニウム合金及び構造用マグネシウム合金の母材及び接合部について,繰返し数が107回を超え109回までの高サイクル側の疲労寿命を求めるための,室温でかつ繰返し速度が毎分5 000回を超え8 000回以下の高速負荷回転曲げ疲労試験(以下,高速試験という。)の方法について規定する。
なお,この規格で規定する高速試験方法は,107回以下の繰返し数にも適用できる。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H 4100 アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JIS H 4140 アルミニウム及びアルミニウム合金鍛造品
JIS H 4201 マグネシウム合金板及び条
JIS H 4204 マグネシウム合金押出形材
JIS H 4205 マグネシウム合金鍛造品
JIS H 5202 アルミニウム合金鋳物
JIS H 5203 マグネシウム合金鋳物
JIS H 5302 アルミニウム合金ダイカスト
JIS H 5303 マグネシウム合金ダイカスト
JIS R 6010 研磨布紙用研磨材の粒度
JIS Z 2273:1978 金属材料の疲れ試験方法通則
JIS Z 2274:1978 金属材料の回転曲げ疲れ試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2273:1978によるほか,次による。ただし,JIS Z 2273:1978の定義文中の“疲れ”を,“疲労”に読み替えて適用する。
3.1 標準形試験片 クラスIを保証する高速試験用の試験片。
3.2 一般形試験片 標準形試験片以外の高速試験用の試験片。
3.3 応力集中係数,α 応力集中部について,弾性計算によって求めた応力集中部の最大値σmaxをその部分の公称応力σnで除した値。
α=σmax/σn 4 試験の等級 高速試験方法は,表1の等級に分類する。
注記 金属材料の回転曲げ疲労試験に通常適用されるJIS Z 2274:1978は,繰返し速度が毎分5 000回以下の比較的低速度で試験することを原則としているため,高繰返し数の試験には長時間を要する。この規格で規定する高速試験は,試験時間の短縮を図るとともに,試験片の温度上昇を考慮し,試験データの信頼性に応じて試験方法の等級分類を行うものである。
5 試験材及び試験片
5.1 一般事項 高速試験の対象とする,試験片を採取する材料(以下,試験材という。)及び試験片は,次による。
a) 試験材は,JIS H 4000,JIS H 4100及びJIS H 4140に規定するアルミニウム合金の展伸材,JIS H 5202に規定するアルミニウム合金鋳物及びJIS H 5302に規定するアルミニウム合金ダイカスト,並びにJIS H 4201,JIS H 4204及びJIS H 4205に規定するマグネシウム合金の展伸材,JIS H 5203に規定するマグネシウム合金鋳物及びJIS H 5303に規定するマグネシウム合金ダイカストとする。 なお,試験材は,必要に応じて,JISに規定された合金以外の合金としてもよい。
b) 試験片の採取位置及び採取方向は,製品規格によるか,又は受渡当事者間の協定による。

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