JIS C8158:2017 pdfダウンロード
JIS C8158:2017 pdfダウンロード。一般照明用電球形LEDランプ(電源電圧50 V超) Self-ballasted LED-lamps for general lighting services by voltage > 50 V
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8156,JIS C 8157及びJIS Z 8113によるほか,次による。
3.1 下半球光束[downward flux (of a source)] 立体角2πステラジアン,すなわち,光源を含む水平面下に放射する光源の累積光束。電球形LEDランプの場合,製造業者又は責任ある販売業者(以下,製造事業者等と略す)が口金の位置を指定しない限り,ランプ姿勢は口金上方とする。 単位は,ルーメン(lm)で表す。
3.2 形式検査(type test) 製品の設計が関連する規格の要求事項に適合していることを確認するために,形式検査用サンプルを用いて行う一つの検査又は一連の検査。
3.3 形式検査用サンプル(type test sample) 形式検査のために製造事業者等が提供する,一つのサンプル又は複数の同種のサンプル。 3.4 寿命(個別の電球形LEDランプ)(life of an individual LED-lamp) 規定の条件で電球形LEDランプを点灯したときの光束維持率がx %以上を維持している期間。
注記1 寿命は,通常,製造事業者等が,判定基準の故障率と光束維持率とを組み合わせて公表する。
注記2 組込形制御装置では,突然の寿命終了とみなす状態となる場合がある。光を発生しない電球形LEDランプは,製造事業者等が公表する光束維持率の最低値における動作を意味していないことから,寿命とみなす。
注記3 寿命を判定する光束維持率の最低値は,電球形LEDランプの用途によって異なる場合がある。高機能タイプの場合,従来一般的に選定されてきた70 %(L70)に代えてより高い値[例えば80 %(L80)]を選定する場合がある。選定した維持率に関する情報は,製造事業者等が公表する。
注記4 電球形LEDランプの寿命は,通常,電球形LEDランプの50 %が故障したときをF50として,また,電球形LEDランプの光束維持率が70 %まで低下したときをL70として,これらを組み合わせて,“L70,F50”のように示す。専門家向けの製品については,“L70,F10”が望ましい。これは,定格ランプ寿命に達したとき,不点灯による故障を含めて初期光束の70 %を維持できない電球形LEDランプが,10 %発生する場合があることを意味する。
3.5 高機能タイプ(type of high performance)
通常の安全性及び性能要求事項に加え,対応する規格で規定する個別性能要求事項に適合するもの。 注記 電球形LEDランプの高機能タイプとは,箇条5,箇条6,箇条7及び箇条8の要求事項に適合し,かつ,付加された性能要求事項である箇条9に適合したランプをいう。
3.6 エネルギー消費効率(rated lamp efficacy) 電球形LEDランプの定格光束を定格ランプ電力で除した値。lm/Wで表す。
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