JIS A1476:2016 pdfダウンロード
JIS A1476:2016 pdfダウンロード。建築材料の含水率測定方法 Measuring method for moisture content of building materials by drying at elevated temperature
6 試料
6.1 試料の寸法及び数量 試料の寸法及び数量は,材料を代表するように選定する。 注記 寸法及び数量は,関連する製品規格,その他の適用される文書又は受渡当事者間の合意によることができる。
6.2 試料の準備
6.2.1 試料を大きな部分から採取する場合,含水率に重大な影響を与えないように,切り出すときなどには注意する。
6.2.2 容積基準質量含水率w又は容積基準容積含水率Ψを算出する場合,7.2又は7.3に規定する精度で容積が求められるように,試料の表面は清浄で平らな板状とする。
6.2.3 屋外でサンプリングした場合又は試料を作製後直ちに乾燥ができない場合は,試料は水蒸気を通さない金属製容器に詰め込むか又は少なくとも透湿抵抗が144×10−3 m2・s・Pa/ng(例えば,厚さが0.2 mmのポリエチレンフィルムのようなもの)以上の不透湿性のフィルム,若しくはアルミニウムはくで二重にこん包し,乾燥前に含水率が変化しないように密封する。 なお,雨の中でサンプリングした場合又は水に浸せきしたものをサンプリングした場合には,試料表面に付着した水を固く絞った布で拭き取った後に,密封する。 試料は,識別できるように必要事項を記録する。
7 測定手順
7.1 試験状態 試験を実施する部屋は換気をすることができ,測定環境温度は,測定期間中23±6 ℃とする。
7.2 試料の質量を直ちに計量する場合の測定手順 試料の乾燥前に,0.1 %の精度をもつひょう量はかりで試料の質量を量る。容積基準質量含水率又は容積基準容積含水率の測定が必要な場合は,箇条5で規定した精度の鋼尺,鋼製巻尺,ノギスなどを用いて,乾燥後の試料の寸法を測定する。試料の容積の測定誤差は,1 %を超えてはならない。 恒量とするために,関連する製品規格で規定する温度で試料を乾燥させる。乾燥温度が製品規格に規定されていない場合は,表2の中から該当する材料区分を選択して,乾燥温度(基準乾燥温度)とする。
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