JIS D3651:2016 pdfダウンロード
JIS D3651:2016 pdfダウンロード。ディーゼル機関−高圧燃料噴射管アッセンブリ− 一般要求事項及び寸法 Diesel engines-High-pressure fuel injection pipe assemblies- General requirements and dimensions
1 適用範囲
この規格は,ディーゼル機関に使用する,一体形及び接合形60°内側円すい形体を用いた高圧燃料噴射管(以下,噴射管という。)アッセンブリ及び組み噴射管セットに対する寸法並びに一般要求事項について規定する。
この規格で引用される一体形及び接合形60°内側円すい形体結合部の寸法は,JIS D 3609による。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 13296:2012,Diesel engines−High-pressure fuel injection pipe assemblies−General requirements and dimensions(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ
JIS D 3609 ディーゼル機関−高圧燃料噴射装置に用いる60°内側円すい形体の結合端部
注記 対応国際規格:ISO 2974,Diesel engines−60 degree female cones for high-pressure fuel injection components(MOD)
JIS D 0116-4 ディーゼル機関−燃料噴射装置の用語−第4部:高圧管及び結合端部
注記 対応国際規格:ISO 7876-4,Fuel injection equipment−Vocabulary−Part 4: High-pressure pipes and end-connections(IDT)
JIS D 3607-1 ディーゼル機関−高圧燃料噴射管の鋼管−第1部:冷間仕上継目無単層鋼管の要求事項 注記 対応国際規格:ISO 8535-1,Diesel engines−Steel tubes for high-pressure fuel injection pipes−Part 1: Requirements for seamless cold-drawn single-wall tubes(MOD)
JIS D 3607-2 ディーゼル機関−高圧燃料噴射管の鋼管−第2部:複合鋼管の要求事項
注記 対応国際規格:ISO 8535-2,Compression-ignition engines−Steel tubes for high-pressure fuel injection pipes−Part 2: Requirements for composite tubes(MOD)
JIS D 3639 ディーゼル機関−燃料噴射装置の清浄度評価
注記 対応国際規格:ISO 12345,Diesel engines−Cleanliness assessment of fuel injection equipment(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 0116-4による。
4 寸法及び許容差
噴射管アッセンブリの要求事項及び形状図面には,最小限,次の項目を記載しなければならない。
a) この規格に準拠しているという表示。
b) JIS D 3607-1又はJIS D 3607-2に規定した噴射管の外径,内径及び呼び方。
c) 表2又は表4に規定する継ナットのねじ及び二面幅の寸法。
d) 7.2に規定する噴射管の先端部の種類。
e) 噴射管両先端部及び噴射管の中心線,並びに各曲げ部で中心線を延長してできた交点及び両端の追番号。これらの両端及び交点のx,y,zの座標値並びに曲げ半径の一覧表[始点及び終点は,規定された結合端部形状のシール基準位置(7.1参照)によって与えられる。]。 注記 この座標値によって,噴射管の理論的な中心線を正確に確立することができる。図1の例を参照。
f) 噴射管を展開したときの長さの概略値。 注記 受渡当事者間の協定によって,概略値ではなく許容差を設けて図示するのがよい。
g) JIS D 3607-1又はJIS D 3607-2に規定した噴射管及び継ナットの材質並びに表面処理の要求事項。 噴射管アッセンブリの寸法許容差は,噴射管の理論的な最外郭に対する実際の外郭及び噴射管両先端部の理論上の位置と実際の位置との差によって示されなければならない。これらは,受渡当事者間の協定による。
- Previous:JIS C62504:2016 pdfダウンロード
- Next:JIS D9111:2016 pdfダウンロード