JIS T6114:2015 pdfダウンロード
JIS T6114:2015 pdfダウンロード。歯科鋳造用14カラット金合金用プラスメタル Plus metals for dental casting 14 K gold alloys
1 適用範囲
この規格は,JIS T 6113で規定する歯科鋳造用14カラット金合金(以下,金合金という。)を作製するために用いる,歯科用金地金に添加するプラスメタル(以下,プラスメタルという。)について規定する。
注記 平成30年9月30日まで
JIS T 6114:2011を適用することができる。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価 JIS T 6002 歯科用金属材料の腐食試験方法
JIS T 6004 歯科用金属材料の試験方法
JIS T 6113 歯科鋳造用14カラット金合金
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示 3 金合金の種類 プラスメタルを添加して作製する金合金の種類は,表1による。
4 品質
4.1 生体適合性 金合金の生体適合性については,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって生物学的安全性を評価する。
4.2 外観 プラスメタルの外観は,5.1.1によって試験したとき,均質であって金属光沢をもち,表面は異種物質が付着していてはならない。
4.3 化学成分
4.3.1 一般
プラスメタルの化学成分は,5.1.2によって試験したとき,6.1 a) 2) 及び6.2 a) 1) に記載の値に対し,表2の許容差とする。また,金合金に含まれるニッケルが0.1 %を超える場合には,6.1 b) 2) 及び6.2 b) 8) に記載の値を超えてはならない。
4.3.2 有害元素 有害元素は,カドミウム,ベリリウム及び鉛とする。プラスメタルに含まれるカドミウム,ベリリウム及び鉛は,5.1.2によって試験したとき,それぞれ0.02 %以下でなければならない。 4.4 機械的性質 金合金の機械的性質は,5.2.2によって試験したとき,表3による。ただし,強さについては,耐力又は引張強さのいずれでもよい。
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