JIS T5912:2015 pdfダウンロード
JIS T5912:2015 pdfダウンロード。歯科−ハンドピース及びモータ Dentistry-Handpieces and motors
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 0601-1:2017,IEC 80601-2-60:2019及びISO 1942によるほか,次による。
3.1 エアモータ(air motor)
歯科用制御装置から供給される圧縮空気で駆動するモータ。
3.2 パウダジェットハンドピース(powder jet handpiece)
患者の口くう(腔)内に向けてパウダを吹き付けるよう設計され,JIS T 5701の要求事項を満たす歯科用制御装置又は製造業者の指定する専用の歯科用制御装置(例えば,卓上形機器)によって駆動する歯科用ハンドピース。
3.3 エアスケーラ(air-powered scaler)
振動する作業部を取り付け,圧縮空気で駆動するハンドピース。
3.4 アングルハンドピース(angle handpiece) 入力軸と出力軸との間に角度をもち,エアモータ若しくは電動モータで駆動するか,又はエアモータ若しくは電動モータ一体形のハンドピース。作業部を保持するように設計されたハンドピースの延長部(図A.1の1及び2)を含む。
3.5 コントラアングルハンドピース(contra-angle handpiece)
器具又は工具の作業部が,ほぼハンドピースの主軸の延長線上になるように,1か所以上の追加角度をもつアングルハンドピース。
3.6 非メタルチャック(non-metallic chuck)
軸保持機構の接触表面に非金属材料を用いるハンドピースチャック。
3.7 電動モータ(electrical motor) 歯科用制御装置から供給される電気エネルギーで駆動するモータ。
3.8 電動スケーラ(electrical powered scaler) 振動する作業部をもち,電気エネルギーで駆動するハンドピース。
3.9 作業部(working part) 歯科用ハンドピースに装着される固定又は交換可能な器具の部分。
3.10 ハンドピース(handpiece) 回転,振動又は往復運動する作業部を作動させるために用いる手持形能動器具。
3.11 ハンドピースチャック(handpiece chuck) 作業部の軸部を保持するように設計されたハンドピースの一部。
3.12 高速エアタービンハンドピース(high-speed air turbine handpiece) ハンドピースのヘッドに小形タービン(又はロータ)を内蔵し,その小形のタービン(又はロータ)を圧縮空気で作動させることによって高速回転が可能なハンドピース。そのタービン(又はロータ)の軸内にチャック機構をもっている。
3.13 口くう内カメラハンドピース(intraoral camera handpiece) 患者の口くう内の光学的画像を撮影するように設計したハンドピース。
3.14 モータ(motor) 歯科用制御装置から供給される圧縮空気又は電気で駆動し,エネルギーを運動に変換するように設計された装置。
3.15 多機能ハンドピース(マルチウェイシリンジ)(multifunction handpiece) 患者の口くう内に冷たい又は温めた状態の水及びエアを直接又は混合(スプレ)して噴射するハンドピース。
3.16 光重合用ハンドピース(polymerization handpiece)
患者口くう内の重合可能な歯科用材料に光を直接照射するハンドピース。 3.17 プロフィハンドピース(prophy handpiece) エアモータ又は電動モータによって駆動し,歯科予防に用いるアングルハンドピース。内部駆動源をもつハンドピースも含む。
- Previous:JIS R3211:2015 pdfダウンロード
- Next:JIS T6114:2015 pdfダウンロード