JIS L4129:2015 pdfダウンロード
JIS L4129:2015 pdfダウンロード。子ども用衣料の安全性− 子ども用衣料に附属するひもの要求事項 Safety of children’s clothing- Cords and drawstrings on children’s clothing-Specifications
1 適用範囲
この規格は,子ども用衣料に附属するひもに関する要求事項について規定する。ただし,子どもにとって特殊なニーズに応える必要のある衣料は,補足的又は追加的な要求事項が求められる場合があるが,この規格は,これらの要求事項は含まない。
なお,この規格は,子ども用衣料のデザイナ,仕様決定者及び製造業者を含め,衣料サプライチェーンの全段階で適用することができる。また,輸入業者,流通業者,小売業者,消費者などが,ひもの安全性に配慮した子ども用衣料を選択する際に使用することを意図している。 この規格は,次の製品には適用しない。
a) よだれかけ(スタイ),おむつ,おしゃぶりホルダ,下着などの子ども用及び保育用製品
b) 靴,ブーツ及び同様の履物 c) 手袋,帽子,マフラ,スカーフ及び靴下
d) シャツ及びブラウスとともに着用するようにデザインされたネクタイ(附属書A参照)。
e) ベルト,サスペンダ及びアームバンド
f) 民間儀式用及び宗教儀式用の衣料,並びに国家的及び地域の祝祭で着用する祝賀用衣料(附属書A参照)。
g) 子どもの世話をする者の監督下で限定された期間に着用される,専門のスポーツウェア及び活動用ウェア。ただし,普段着又は寝衣として一般に着用される場合を除く(附属書A参照)。
h) 演劇で使用する舞台衣装
i) 塗装,料理などの作業中又は食事中に衣料を汚れから守るために,通常は期間を限定して子どもの世話をする者の監督下で,普段着の上に着用することを意図したエプロン。
j) 和装(例えば,新生児用肌着,甚平,浴衣など)
注記 これらの製品については,必要に応じて別途安全基準を定めることが望ましい。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0213 繊維雑品用語 JIS L 0215 繊維製品用語(衣料)
JIS S 3015 スライドファスナ 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0213,JIS L 0215及びJIS S 3015によるほか,次による。
3.1 年少の子ども 出生から7歳未満の子ども(附属書B参照)。
3.2 年長の子ども 7歳以上13歳未満の子ども(附属書B参照)。
3.3 子ども用衣料 デザイン,製造ルート又は販売ルートによって,13歳未満までの子どもが着用することを意図した全ての衣料。
注記 子どもの年齢区分に対応する身長の目安は,日本産業規格の表示サイズで,年少の場合は呼び方120まで,年長の場合は呼び方130〜160となる(附属書B参照)。
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