JIS B7959:2015 pdfダウンロード
JIS B7959:2015 pdfダウンロード。大気中及び排ガス中のガス濃度計−取引又は証明用 Gas analyzers of ambient and emission gas used in transaction or certification
1 適用範囲
この規格は,日本国内において取引又は証明に用いる次の濃度計について規定する。
a) ジルコニア式酸素濃度計 計ることのできる最高の濃度が5 vol %以上かつ25 vol %以下。
b) 溶液導電率式二酸化硫黄濃度計 計ることのできる最高の濃度が50 vol ppm以上。
c) 磁気式酸素濃度計 計ることのできる最高の濃度が5 vol %以上かつ25 vol %以下。
d) 紫外線式二酸化硫黄濃度計 計ることのできる最高の濃度が50 vol ppm以上。
e) 紫外線式窒素酸化物濃度計 計ることのできる最高の濃度が25 vol ppm以上。
f) 非分散型赤外線式二酸化硫黄濃度計
g) 非分散型赤外線式窒素酸化物濃度計
h) 非分散型赤外線式一酸化炭素濃度計 最小の目量が100 vol ppm未満のもの及び最小の目量が100 vol ppm以上200 vol ppm未満のものであって,計ることのできる最高の濃度が5 vol %未満。
i) 化学発光式窒素酸化物濃度計 計ることのできる最高の濃度が25 vol ppm以上。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8103 計測用語
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1 濃度計 ガス濃度を測定する計量器。この規格の箇条1に規定した全ての計量器の総称。
3.2 計量範囲 計量器の測定範囲(測定レンジ)。
3.3 目盛標識 計量値又はそれに関連する値を表示するための数字,点,線又はその他の記号。
3.4 表示機構 計量した値を表示する機構。表示機構には,アナログ指示機構及びデジタル表示機構がある。
3.5 アナログ指示機構 計量値を連続的に示す目盛標識の集合。
3.6 デジタル表示機構 計量値を一定の間隔で断続的に表示する目盛標識の集合。
3.7 計量値 計量器の表示する物象の状態の量(濃度)の値。
3.8 目量 隣接する目盛標識のそれぞれが表す物象の状態の量(濃度)の差。ただし,目盛標識は,デジタル表示機構の場合,数字とし,アナログ指示機構の場合,数字,点,線,その他の記号又はそれらの組合せとする。
3.9 最大目盛値 濃度計の各計量範囲で計ることのできる最高の濃度。
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