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JIS A1404:2015 pdfダウンロード

JIS 09-14
JIS A1404:2015 pdfダウンロード

JIS A1404:2015 pdfダウンロード。建築用セメント防水剤の試験方法 Method of test for waterproof agent of cement for concrete construction
1 適用範囲
この規格は,建築用のモルタル又はコンクリートに混合して用いるセメント防水剤(以下,防水剤という。)の試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS R 5201 セメントの物理試験方法 JIS R 5210 ポルトランドセメント JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい
3 試験用機械器具
3.1 はかり はかりは,ひょう量2 kg以上で,目量が0.1 g又はこれより小さいものとする。
3.2 突き棒
3.2.1 強さ試験用及び吸水試験用の突き棒 強さ試験用供試体及び吸水試験用供試体の成形に用いる突き棒は,JIS R 5201に規定するものとする。
3.2.2 透水試験用の突き棒 透水試験用供試体の成形に用いる突き棒は,突き部分は立方体とし,縦横の寸法は35±1 mm,質量は1 000±5 gとする。
3.3 乾燥機 乾燥機は,排気口のあるもので,槽内を80 ℃に保持できるものとする。
3.4 吸水試験用容器 吸水試験に用いる容器は,水密性があり,深さが5 cm程度のものとする。
3.5 透水試験機 透水試験機は,直径5 cmの透水円孔をもち,厚さ約1 cm以上のゴムガスケットを供試体上下に当て均一に装置に設置できるものとし,外壁モルタル用では1.0×104 Pa,コンクリート用では3.0×105 Paの水圧がかけられるものとする。
4 試料 4.1 試料の種類 試料は,建築用のセメント防水剤とする。防水剤は,その主用途によって,外壁モルタル用とコンクリート用とに区分する。
4.2 試料の混合率 試料のセメント又は水に対して混合する比率は,実際に使用するものと同量であって,製造業者の指示する量とする。
5 使用材料
5.1 セメント 試験に用いるセメントは,JIS R 5210に規定する普通ポルトランドセメントとする。
5.2 砂 試験に用いる砂は,JIS Z 8801-1に規定する試験用ふるいの公称目開き2.36 mmを通過し,45 μmで止まる乾燥けい砂から雑物を除き去ったものとする。
5.3 水 試験に用いる水は,蒸留水,イオン交換水又は上水道水とする。
6 供試体
6.1 供試体の寸法 供試体の寸法は,次による。
a) 強さ試験用供試体 強さ試験用供試体は,断面が正方形の角柱体とし,断面の1辺が40 mm,長さが160 mmとする。
b) 吸水試験用供試体 吸水試験用供試体は,断面が正方形の角柱体とし,断面の1辺が40 mm,長さが160 mmとする。
c) 透水試験用供試体 透水試験用供試体は,断面が円形の円盤とし,直径150 mm,高さが40 mmとする。
6.2 供試体の個数 供試体の個数は防水剤を混合したもの及び混合しないもの各々3 個ずつとする。
6.3 モルタルの調合 モルタルは,防水剤を混合したもの及び混合していないものについてそれぞれ練り混ぜる。モルタルの調合は,質量比でセメント1,砂3とする。1回に練り混ぜるセメント及び砂の規定採取量は,セメント450±2 g,砂1 350±5 gとする。ただし,水量の標準は270±22.5 gとし,フロー試験によって160±2を示すものとする。フロー試験は,JIS R 5201の11.(フロー試験)に規定する方法による。 なお,防水剤が液体の場合は,防水剤の混合量を水量に含めるものとする。 注記 1回で練り上がるモルタル量は,強さ試験用供試体3個分に相当するため,全ての試験項目を行うためには,防水剤を混合したもの及び混合していないものについてそれぞれ7回練り混ぜる必要がある。

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