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JIS A5525:2014 pdfダウンロード

JIS 09-15
JIS A5525:2014 pdfダウンロード

JIS A5525:2014 pdfダウンロード。鋼管ぐい Steel pipe piles
1 適用範囲
この規格は,土木・建築などの構造物の基礎(地すべり抑止用のくいを含む。)に使用する溶接鋼管ぐい(以下,くいという。)について規定する。 なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することができる突起付き素管の品質規定を附属書Aに示す。
注記1 地すべり抑止用の鋼管には,この規格のほかJIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管)及びJIS G 5201(溶接構造用遠心力鋳鋼管)が用いられている。
注記2 この規格は,主として,外径318.5 mm〜2 000 mmのくいに適用されている。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法
JIS Z 3121 突合せ溶接継手の引張試験方法
JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒
JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ
JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ
JIS Z 3351 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ
JIS Z 3352 サブマージアーク溶接及びエレクトロスラグ溶接用フラックス
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 くいの構成 くいの構成及び各部の呼び名は,図1による。
注a) 単管とは,素管のまま,又は素管を工場円周溶接にて継いだ管(以下,継ぎ管という。)をいう。
b) くいは,単管又は単管を溶接によって連結した管をいう。現場で連結する単管は,上側を上ぐい,中側を中ぐい,下側を下ぐいという。ただし,中ぐいが2本以上になる場合は,下側から中1ぐい,中2ぐい(以
下,順次番号付与)という。
c) 工場円周溶接とは,素管と素管とを製造業者が円周溶接によって単管にする場合をいう。
d) 現場円周溶接とは,施工業者が現場にて単管と単管とを円周溶接によってくいにする場合をいう。
図1−くいの構成及び各部の呼び名 4 種類の記号 くいは,2種類とし,種類の記号は,表1による。
5 製造方法 製造方法は,次による。
a) 素管は,アーク溶接によるスパイラルシーム溶接若しくはストレートシーム溶接,又は電気抵抗溶接によって製造する。
なお,工場円周溶接においては,素管のシーム溶接部端部を,互いに円周方向に,円周長の1/8以上ずらさなければならない。
b) 突起付き素管の製造方法は,A.1による。
c) 単管は,素管のまま又は素管を工場円周溶接した継ぎ管とする。また,継ぎ管は,種類の異なる素管又は厚さの異なる素管を工場円周溶接してもよい。
6 化学成分
素管は,12.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

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