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JIS T8155:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS T8155:2014 pdfダウンロード

JIS T8155:2014 pdfダウンロード。空気呼吸器 Compressed air open-circuit self-contained breathing apparatus
5 性能
5.1 一般事項
空気呼吸器又はその構成品は,次の要求事項に適合しなければならない。 性能評価は,8.1に規定する前処理のいずれかの状態で実施しなければならない。 次の要求事項において,前処理の有無についての記載がない場合は,前処理なしの状態とする。
5.2 気密性
気密性は,次の規定に適合しなければならない。
a) 高圧部及び中圧部は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.2 a)に規定する方法によって試験したとき,圧力の低下は,2 MPaを超えてはならない。
注記 以下,特に規定しない限り圧力はゲージ圧とする。
b) 低圧部(面体,吸気管及び供給弁の低圧側)は,8.1 a),8.1 b)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.2 b)に規定する方法によって試験したとき,漏気が認められてはならない。
5.3 面体の漏れ率 面体の漏れ率は,8.3に規定する方法で試験し,全面形面体はAAA級又はAA級,半面形面体はA級の値に適合しなければならない。
5.4 面体内の圧力 面体内の圧力は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.4に規定する方法によって試験したとき,次に適合しなければならない。
a) プレッシャデマンド形 面体内の圧力は,次の式による。
0 Pa<PF<1 000 Pa ここに, PF: 面体内の圧力(Pa)
b) デマンド形 面体内の圧力は,次の式による。
−1 000 Pa<PF<700 Pa ここに,
PF: 面体内の圧力(Pa)
5.5 最大空気供給量 プレッシャデマンド形は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.5に規定する方法によって試験したとき,最大空気供給量は,300 L/min以上でなければならない。
5.6 呼気弁の作動気密性 呼気弁は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.6に規定する方法によって試験したとき,直ちに内部減圧を示さなければならない。また,減圧後,常圧に戻るまでの時間は,15秒以上でなければならない。
5.7 バイパス弁の空気放出量 バイパス弁を備える空気呼吸器にあっては,バイパス弁は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.7に規定する方法によって試験したとき,高圧空気圧力3 MPaのときの放出量は,60 L/min以上でなければならない。
5.8 警報器の作動性 警報器は,8.1 a)及び8.1 c)のそれぞれの状態において,8.8に規定する方法によって試験したとき,警報器の始動圧力は,その設定値の100 %以上,かつ,150 %以下でなければならず,警報が始動してから,少なくとも1 MPa低下するまで警報を続けなければならない。
5.9 空気呼吸器の耐熱性 高圧空気容器及び塞止弁を除いた空気呼吸器を8.9に規定する方法によって試験したとき,弁,弁座部などに著しい粘着性,亀裂などの異常があってはならない。
5.10 空気呼吸器の耐寒性 高圧空気容器及び塞止弁を除いた空気呼吸器を8.10に規定する方法によって試験したとき,亀裂などの異常があってはならない。
5.11 構成品の難燃性 面体,面体に接続される構成品(給気ホース,供給弁など)及び背負具(ストラップ,バックル類など)で,空気呼吸器を着用したとき,外部に露出するものについて,難燃性をもつものは,8.11に規定する方法によって試験したとき,次の事項を全て満たさなければならない。
− 構造・性能に異常を生じさせる損傷がない。
− 溶融した小滴が生成しない。
− 燃焼は,火炎を離してから5秒間以上継続しない。

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