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JIS G3120:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS G3120:2014 pdfダウンロード

JIS G3120:2014 pdfダウンロード。鉄筋コンクリート用棒鋼ガス圧接継手の試験方法 及び判定基準 Method and acceptance criteria of test for gas pressure welded joint of steel bars for concrete reinforcement
1 適用範囲
この規格は,JIS G 3112に規定する棒鋼(以下,鉄筋という。)を用いた構造物の鉄筋の手動ガス圧接法,自動ガス圧接法及び熱間押抜ガス圧接法によるガス圧接継手の試験方法及び判定基準について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS G 3191 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法
JIS Z 3001-1 溶接用語−第1部:一般
JIS Z 3001-2 溶接用語−第2部:溶接方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 3001-1及びJIS Z 3001-2によるほか,次による。
3.1 ガス圧接継手 鉄筋を酸素・アセチレンを使用したガス炎を用いて加熱し,機械的圧力を加えて接合する突合せ継手。
3.2 手動ガス圧接法
バーナーの操作を手動で行うガス圧接方法。
3.3 自動ガス圧接法
加熱・加圧工程とバーナーの駆動とを自動的に制御するガス圧接装置を使用して行うガス圧接方法。
3.4 熱間押抜ガス圧接法
ガス圧接を行った後,熱間でガス圧接部のふくらみをせん断刃によって押し抜く方法。
3.5 圧接面
圧接によって得られた接合面。
3.6 圧接部
圧接によって得られた接合面及び熱影響部を含む継手部の総称。
3.7 再試験
試験材料の欠陥などによって,外観試験,引張試験又は曲げ試験において判定基準を満足しなかった場合に行う試験。
4 試験の種類
試験の種類は,外観試験及び引張試験とする。ただし,やむを得ない場合は,継手施工の受渡当事者間の合意によって,引張試験を曲げ試験に代えてもよい。
5 試験片
試験片の形状及び寸法は,表1による。試験片はガス圧接のままとし,引張試験片又は曲げ試験片は外観試験に合格したものを用いる。ただし,手動ガス圧接法又は自動ガス圧接法によって作製した曲げ試験片については,試験片を正しく曲げるために,押し金具が当たる側のふくらみを母材外接線まで削る
6 試験方法
6.1 外観試験
圧接部の外観試験は,ふくらみの直径・長さ,圧接面のずれ,圧接部における鉄筋中心軸の偏心量,圧接部の折れ曲がり,片ふくらみ,過熱による著しい垂れ下がり,へこみ及び焼き割れについて,目視又は必要に応じてノギス,スケールなどの器具を用いて行う。
6.2 引張試験方法
引張試験方法は,JIS Z 2241による。ただし,継手の引張強さを求める場合の断面積は,異形棒鋼についてはJIS G 3112に規定する公称断面積とし,丸鋼についてはJIS G 3191に示す標準径によって求めた断面積とする。
6.3 曲げ試験方法
曲げ試験方法は,JIS Z 2248に規定する押曲げ法による。ただし,曲げ角度は45°以上とし,内側半径はJIS G 3112による。

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