JIS G3522:2014 pdfダウンロード
JIS G3522:2014 pdfダウンロード。ピアノ線 Piano wires
1 適用範囲
この規格は,主として動的荷重を受けるばねに適用されるピアノ線(以下,線という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8458-1:2002,Steel wire for mechanical springs−Part 1: General requirements ISO 8458-2:2002,Steel wire for mechanical springs−Part 2: Patented cold-drawn non-alloy steel wire(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
注記 対応国際規格:ISO 404:1992,Steel and steel products−General technical delivery requirements(MOD)
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
注記 対応国際規格:ISO 10474:1991,Steel and steel products−Inspection documents(IDT)
JIS G 0558 鋼の脱炭層深さ測定方法 JIS G 3502 ピアノ線材
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201によるほか,次による。
3.1 インラインパテンチング 線材熱間圧延後の冷却工程で行うパテンチング処理。
3.2 オフラインパテンチング 線材熱間圧延後の冷却完了後に行うパテンチング処理。
4 種類,記号及び適用線径 線の種類は3種類とし,その記号及び適用線径は,表1による。
5 材料
線の製造に用いる材料は,JIS G 3502に適合した線材とする。ただし,SWP-Vに用いる線材の銅含有量は,0.15 %以下とする。
6 製造方法 線の製造方法は,オフラインパテンチング処理を行った後,冷間加工を行う。 なお,インラインパテンチング処理を施した線材を用いる場合は,再度オフラインパテンチング処理を行わなければならない。
7 機械的性質
7.1 引張強さ 線は,11.2の試験を行い,その引張強さは表2による。
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