JIS A1220:2013 pdfダウンロード
JIS A1220:2013 pdfダウンロード。機械式コーン貫入試験方法 Method for mechanical cone penetration test
1 適用範囲
この規格は,機材,試験方法及び報告を含む機械式コーン貫入試験(CPTM)について規定する。
この試験結果は,地盤構成,土の種類及び地盤定数を推定するために用いることができる。 この規格は,次の事項を規定する。
− コーン貫入試験の種類(表1参照)
− 適用分類(表2参照)
− 貫入長又は貫入深度
− コーン貫入試験位置の地盤高又は地下水位
− コーン貫入試験の調査地点
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22476-12:2009,Geotechnical investigation and testing−Field testing−Part 12: Mechanical cone penetration test (CPTM)(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 0313 素地調整用ブラスト処理面の試験及び評価方法
注記 対応国際規格:ISO 8503 (all parts),Preparation of steel substrates before application of paints and related products−Surface roughness characteristics of blast-cleaned steel substrates(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 用語及び定義
3.1.1 コーン貫入試験,CPT 先端に取り付けたコーンを一定の速度で地盤に押し込む試験。
3.1.1.1 電気式CPT,CPTU 貫入力を貫入先端にあるセンサーで電気的に計測する貫入試験。
3.1.1.2 機械式CPT,CPTM 貫入力を地上部で機械的又は電気的に計測する貫入試験。
3.1.2 連続貫入試験 コーン貫入抵抗を内管を介することによって,連続して測定する試験方法。
3.1.3 不連続貫入試験 外管の貫入を停止させて,コーン貫入抵抗のほかに局所周面摩擦力を測定する試験方法。
3.1.4 総貫入力を測定する試験 コーンと外管を同時に貫入させ,総貫入力Qtを測定する試験方法。
3.1.5 貫入先端 コーン,外管接続部及び貫入試験の種類によってはフリクションスリーブからなるもの。
3.1.6 コーン 貫入先端の円すい(錐)形の部分。
3.1.7 フリクションスリーブ 局所的な周面摩擦を測定するための貫入先端の一部。
3.1.8 外管 貫入先端を地盤に押し込むためのロッド。
3.1.9 摩擦低減装置 外管に作用する摩擦を減らすために,外管に設けた節。
3.1.10 内管 外管内に挿入し,コーン及び貫入試験の種類によってはフリクションスリーブからの力を伝達するロッド。
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