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JIS T8165:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS T8165:2012 pdfダウンロード

JIS T8165:2012 pdfダウンロード。墜落制止用器具 Personal fall-arrest systems
1 適用範囲
この規格は,建設現場,土木工事現場,鉱山及び採石場,電柱,鉄塔などの電気通信線路の工事現場,製造現場,製造設備,建築物,構造物などの高所において,作業者の墜落による危険を防止する業務用の墜落制止用器具及び関連附属器具について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10333-1:2000,Personal fall-arrest systems−Part 1: Full-body harnesses及びAmendment 1:2002
ISO 10333-2:2000,Personal fall-arrest systems−Part 2: Lanyards and energy absorbers ISO 10333-5:2001,Personal fall-arrest systems−Part 5: Connectors with self-closing and self-locking gates
ISO 10333-6:2004,Personal fall-arrest systems−Part 6: System performance tests(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8812 チェーンブロック用リンクチェーン
JIS G 3535 航空機用ワイヤロープ
3 用語及び定義
3.1 用途に関する用語
3.1.1 墜落制止用(フォールアレスト用)器具(personal fall-arrest systems) 墜落時に作業者を地面に衝突させることなく制止し,保持できる性能をもつ器具。 注記 フルハーネス型と胴ベルト型とがある。
3.1.2 ワークポジショニング用器具 U字つり状態でロープなどの張力によって身体の作業位置を保持するための器具をいう。ただし,ワークポジショニング用器具は墜落制止用ではない。
3.2 部品に関する用語
3.2.1 墜落制止用器具フルハーネス型の部品
3.2.1.1 フルハーネス(full-body harness) 肩ベルト,もも(腿)ベルト,バックルなどで構成され,墜落を制止する際に身体にかかる荷重を肩,腰部,もも(腿)など複数箇所において支持する構造のもの。 注記 ISO 10333-1には“strap”と記載されているが,この規格ではフルハーネスに用いるものを“ベルト”,ランヤードに用いるものを“ストラップ”という。
3.2.1.2 フルハーネス用主ベルト(primary strap) フルハーネスのベルトのうち,墜落制止時に主たる力がかかるもの。主に鉛直方向のベルトで,肩ベルト,もも(腿)ベルトがこれに相当する。構造によっては胸部のベルトも相当する。
3.2.1.3 フルハーネス用副ベルト(sec
ondary strap) フルハーネスのベルトのうち,墜落制止時に主たる力がかからないもの。
3.2.1.4 肩ベルト(shoulder strap) 墜落制止時に身体の両肩を支持するためのフルハーネスの部品。
3.2.1.5 もも(腿)ベルト(thigh strap) 墜落制止時に身体のもも(腿)部を支持するためのフルハーネスの部品。
3.2.1.6 バックル(fastening buckle) ベルトを着脱し,また,長さを調節するために取り付ける器具。
3.2.1.7 環(ring) ベルトとランヤードなどとを接続するための器具。

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