JIS K0107:2012 pdfダウンロード
JIS K0107:2012 pdfダウンロード。排ガス中の塩化水素分析方法 Methods for determination of hydrogen chloride in flue gas
1 適用範囲
この規格は,排ガス中の塩化水素を分析する方法について規定する。この規格の排ガスとは,燃焼,化学反応などに伴って煙道,煙突,ダクトなどに排出するガスをいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7984 排ガス中の塩化水素自動計測器
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0095 排ガス試料採取方法
JIS K 0103 排ガス中の硫黄酸化物分析方法
JIS K 0104 排ガス中の窒素酸化物分析方法
JIS K 0106 排ガス中の塩素分析方法 JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0122 イオン電極測定方法通則
JIS K 0127 イオンクロマトグラフ分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8005 容量分析用標準物質 JIS K 8032 アセトニトリル(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8223 過塩素酸(試薬)
JIS K 8230 過酸化水素(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8723 ニトロベンゼン(試薬)
JIS K 8830 ウラニン(試薬)
JIS K 8863 ほう酸(試薬)
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8987 硫酸ナトリウム(試薬) JIS K 9000 チオシアン酸アンモニウム(試薬)
JIS K 9704 2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1, 3-プロパンジオール(試薬)
JIS K 9808 生化学試薬−2-[ビス(2 -ヒドロキシエチル)アミノ]-2-ヒドロキシメチル-1, 3-プロパンジオール(ビス-トリス)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具 JIS Z 8808:1995 排ガス中のダスト濃度の測定方法 3 一般事項 一般事項は,次による。
a) 化学分析に共通する一般事項は,JIS K 0050 による。
b) 排ガス試料採取に共通する一般事項は,JIS K 0095 による。
c) イオンクロマトグラフ法に共通する一般事項は,JIS K 0127 による。
d) イオン電極測定方法に共通する一般事項は,JIS K 0122 による。
e) 吸光光度法に共通する一般事項は,JIS K 0115 による。
f) 分析用に用いる水は,JIS K 0557の4.(種別及び質)に規定するA2若しくはA3のもの,又はこれと同等のものを用いる。
g) 試薬は,該当する日本工業規格がある場合には,その種類の最上級又は適切な品質のものを用いる。ただし,該当する日本工業規格がない場合には,分析に支障のない品質のものを用いる。
h) 標準液は,トレーサビリティが確保されたもの又はそれを一定濃度にうすめたもののほか,各試験項目で調製方法を規定するものを用いる。
i) 装置及び器具は,指定した機能を満足するものを用いる。
j) 塩化水素の分析に用いた排ガス,排ガスの吸収液などをみだりに廃棄しない。
注記1 トレーサビリティが確保された試薬としては,国家計量標準(計量法第134条)に規定するJCSSマークを付けたものがある。 注記2 この規格に示すvol ppm及びmg/m3は標準状態[273.15 K (0 ℃),101.32 kPa]における体積分率及び質量濃度である。
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