JIS G3546:2012 pdfダウンロード
JIS G3546:2012 pdfダウンロード。異形線ワイヤロープ Wire ropes with profile wires
1 適用範囲
この規格は,機械,エレベータ,建設,船舶,漁業,林業,索道などに一般的に使用する異形線ワイヤロープ(以下,ロープという。)について規定する。 なお,ワイヤロープ,航空機用ワイヤロープ,操作用ワイヤロープ及び構造用ワイヤロープには,適用しない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3506 硬鋼線材
JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 素線 ストランドを構成する鋼線。裸素線とめっき素線とがある。
3.2 異形線 異形線ストランドを構成する素線で,断面形状が円形でない鋼線。異形線と丸線とを区別する必要がない場合は,単に素線という。
3.3 異形線ストランド 複数の異形線で構成されたロープの構成要素。
3.4 異形線ロープ 異形線ストランドをより合わせたロープ。
3.5 繊維心 ロープの中心をなす繊維ロープ。天然繊維心と合成繊維心とがある。
3.6 ロープ心 ロープの中心をなす丸素線のワイヤロープ。構成は7×7とし,記号はIWRCとする。
3.7 ロープ径 ロープの任意の断面における外接円の直径。公称径と実際径とがある。
3.8 よりの長さ
3.8.1 ロープのよりの長さ ロープの外層ストランドが作るらせんのピッチ(図1参照)。
3.8.2 ストランドのよりの長さ ストランドの外層素線が作るらせんのピッチ。
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