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JIS C5916:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS C5916:2012 pdfダウンロード

JIS C5916:2012 pdfダウンロード。巻線試験方法−第6部:熱的特性 Winding wires-Test methods-Part 6: Thermal properties
1 適用範囲
この規格は,巻線に用いる各種エナメル銅線,エナメルアルミニウム線,横巻銅線及び横巻アルミニウム線の熱的特性の試験方法について規定する。 注記1 対応国際規格の試験方法の全般事項についての規定は,箇条2Aに移した。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 60851-6:2012,Winding wires−Test methods−Part 6: Thermal properties(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球 JIS C 3216-1 巻線試験方法−第1部:全般事項
注記 対応国際規格:IEC 60851-1:1996,Winding wires−Test methods−Part 1: General JIS C 3216-3 巻線試験方法−第3部:機械的特性
注記 対応国際規格:IEC 60851-3:2009,Winding wires−Test methods−Part 3: Mechanical properties JIS C 3216-5 巻線試験方法−第5部:電気的特性
注記 対応国際規格:IEC 60851-5:2008,Winding wires−Test methods−Part 5: Electrical properties及びAmendment 1:2011 IEC 60172,Test procedure for the determination of the temperature index of enamelled and tape wrapped winding wires 2A 一般事項 試験方法の全般事項については,JIS C 3216-1による。
熱的特性に関する要求事項は,この規格を引用する個別規格で規定する。
3 耐熱衝撃(エナメル線及びテープ巻線に適用)
3.1 一般事項 この試験は,エナメル線及びテープ巻線に適用する。 耐熱衝撃は,マンドレルへの巻付け,曲げ,引張りなどの負荷を加えた後に,個別規格に規定する温度に耐えるかを検査する。 なお,受渡当事者間の協定によって,JA.1の試験方法を用いてもよい。
3.2 試験片
3.2.1 丸線 試験片は,次によって作製する。
− 公称導体径が1.600 mm以下のエナメル線の場合,JIS C 3216-3の5.1.1.1(公称導体径1.600 mm以下のエナメル丸線)による。
− 公称導体径が1.600 mmを超えるエナメル線の場合,JIS C 3216-3の5.2[伸長試験(公称導体径が1.600 mmを超えるエナメル丸線に適用)]による。
− 公称導体径が1.600 mm以下のテープ巻線の場合,JIS C 3216-3の5.1.1.4(テープ巻丸線)による。
− 公称導体径が1.600 mmを超えるテープ巻線の場合,JIS C 3216-3の5.5.4[テープ巻丸線及び平角線(融着テープ巻線)]による。
3.2.2 平角線 平角線については,JIS C 3216-3の5.1.2(平角線)によって厚さ方向(flatwise)曲げ用の試験片を作製する。
3.3 試験手順 試験片を規定の温度(個別規格に規定した温度の±5 ℃)に保った強制循環恒温槽中で30分間加熱する。強制循環恒温槽から取り出し,試験片の温度が常温に戻った後,皮膜に亀裂が生じていないかを表1に示す倍率の拡大鏡で調べる。 試験は,丸線は3本,平角線は2本の試験片で行う。

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