Location: Home > JIS > JIS A1155:2012 pdfダウンロード

JIS A1155:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS A1155:2012 pdfダウンロード

JIS A1155:2012 pdfダウンロード。コンクリートの反発度の測定方法 Method of measurement for rebound number on surface of concrete
1 適用範囲
この規格は,普通コンクリートの反発度を,リバウンドハンマーによって測定する方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 1920-7:2004,Testing of concrete−Part 7: Non-destructive tests on hardened concrete(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 6001 研削といし用研磨材の粒度
JIS R 6111 人造研削材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 反発度 コンクリート表面の硬度を表す指標で,コンクリート表面に重すいを衝突させ,重すいの跳ね返り量を測定することで得られる値。
3.2 リバウンドハンマー コンクリート表面の反発度を測定する装置。
3.3 テストアンビル リバウンドハンマーの点検及び検定に用いる鋼製の器具。
4 試験用装置及び器具
4.1 リバウンドハンマー 次の条件を備えているリバウンドハンマーを用いる。
a) コンクリートの表面を,打撃棒(インパクトプランジャー)を介して,ばねによって重すいで打撃する構造となっていること。
b) 重すいの質量,移動距離,インパクトプランジャー先端の球面半径,ばね定数及び衝撃エネルギーが,表1に示す範囲であること。
4.2 テストアンビル テストアンビルは,次の条件を備えているものとする。
a) 質量が12 kg以上であること。
b) リバウンドハンマーによる打撃面の硬さが,JIS Z 2245に規定するロックウェル硬さ試験で52 HRC以上であること。
c) アンビルのテスト面に対し,リバウンドハンマーが常に垂直に打撃できるようなガイドが設置されていること。
4.3 研磨処理器具(と石) 研磨処理器具は,JIS R 6111に規定する緑色炭化けい素研削材(GC)でJIS R 6001に規定するF36粒度の研磨材を加工したもので,硬質でコンクリート表面を容易に研磨することができる材質のものとする。 注記 コンクリート表面の凹凸状態,除去する付着物の程度,作業状況などによって,ディスクグラインダなどの機械式の研磨処理装置を使用してもよい。
5 測定の準備
5.1 リバウンドハンマーの点検 リバウンドハンマーの点検は,次による。
a) 測定の前及び一連の測定の後に,リバウンドハンマーの点検を行う。ただし,リバウンドハンマーによる打撃が500回を超える場合には,500回の打撃ごとに1回はリバウンドハンマーの点検を行う。
b) 点検は,テストアンビルを打撃してその反発度を測定することによって行う。コンクリート床,アスファルト舗装など,十分に堅固な場所にテストアンビルを設置して行うものとする。
c) 点検結果が,リバウンドハンマーの製造時の反発度から3 %以上異なっているリバウンドハンマーは,測定に用いてはならない。
注記 テストアンビルも,多数回の使用によって性能が変化する場合があるので,5 000〜10 000回の打撃をめどに,性能が製造時から変化していないことを確認する。

Download