Location: Home > JIS > JIS T6503:2013 pdfダウンロード

JIS T6503:2013 pdfダウンロード

JIS 09-19
JIS T6503:2013 pdfダウンロード

JIS T6503:2013 pdfダウンロード。歯科用キャスティングワックス Dental casting wax
1 適用範囲
この規格は,インレー,クラウンなどの鋳造用ろう型を製作するときに用いる歯科用キャスティングワックス(以下,ワックスという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15854:2005,Dentistry−Casting and baseplate waxes(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 キャスティングワックス(casting wax) “ロストワックス”法で固定性鋳造修復物を製作するときに,主に鋳造用ろう型に用いる成形材料。
4 種類
種類は,硬さを表すフロー特性によって,次のとおり分類する。
a) 軟質
b) 硬質
5 品質
5.1 生体適合性 生体適合性については,口くう(腔)内で用いることを意図する場合に限り,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって,生物学的安全性を評価する。
5.2 外観 ワックスは,7.2によって試験したとき,色調が均一で,表面が滑らかであり,異物が混入していてはならない。また,棒状又はシート状のものは,1個ずつが均一な大きさでなければならない。
5.3 フロー フローは,7.3によって試験したとき,表1による。
5.4 トリミング時の性質 ワックスは,7.4によって試験したとき,欠け,剝がれ又は亀裂がなく,削れなければならない。
5.5 軟化時の性質 ワックスは,7.5によって試験したとき,薄片状になったり崩れたりせずに軟化し,容易に凝集しなければならない。
5.6 焼却残さ 焼却残さは,7.6によってワックスの固形残分を測定したとき,次による。 a) 製造販売業者が焼却残さの値を表示していない場合,0.1 %以下でなければならない。
b) 製造販売業者が焼却残さの値を表示している場合,製造販売業者の示す値の±20 %以内の値でなければならない。 6 サンプリング 試験用ワックスは,同一ロットで,試験を行うのに十分な量を採取する。
7 試験方法
7.1 試験条件 試験は,温度23±2 ℃の環境下で行う。
7.2 外観 外観は,健常視力で拡大せずに検査する(視力矯正用眼鏡などは,着用してもよい。)。

Download