JIS C8963:2011 pdfダウンロード
JIS C8963:2011 pdfダウンロード。系統連系形太陽光発電システム用 パワーコンディショナの単独運転検出機能の 試験方法 Test procedure of islanding detection measures for utility-interconnected photovoltaic inverters
1 適用範囲
この規格は,次の項目に該当する系統連系形太陽光発電システム用パワーコンディショナ(以下,パワーコンディショナという。)の単独運転検出機能の試験方法について規定する。
a) 交流定格出力 10 W以上で100 W未満の場合
1) 直流入力電圧 30 V以上,750 V以下 2) 交流出力電圧 30 V以上,600 V以下
b) 交流定格出力 100 W以上で20 kW未満の場合
1) 直流入力電圧 750 V以下
2) 交流出力電圧 600 V以下
c) 運転形態 配電線へ系統連系運転するもの。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 IEC 62116:2008,Test procedure of islanding prevention measures for utility-interconnected photovoltaic inverters(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 8905 独立形太陽光発電システム通則
JIS C 8960 太陽光発電用語 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8905及びJIS C 8960によるほか,次による。
3.1 (対応国際規格のこの用語及び定義は,引用JISにあるため削除した。)
3.1A 多入力形パワーコンディショナ
複数の直流入力回路をもつパワーコンディショナ。
3.2 EUT(Equipment Under Testing)
供試機器。インバータ機能及び単独運転検出機能をもち,それらの性能を試験する。
3.2A 並列 太陽光発電システムを系統に接続すること。 3.2B 解列 太陽光発電システムを系統から切り離すこと。
3.2C 連系 太陽光発電システムが系統へ並列する時点から解列する時点までの状態。
3.3 (対応国際規格のこの用語及び定義は,引用JISにあるため削除した。)
3.4 (対応国際規格のこの用語及び定義は,この規格にないため削除した。)
3.5 (対応国際規格のこの用語及び定義は,引用JISにあるため削除した。)
3.6 (対応国際規格のこの用語及び定義は,この規格にないため削除した。)
3.6A 受動的方式 太陽光発電システムが単独運転に移行したときに生じる周波数などの変化を検出して,単独運転状態を検出する方式。
3.6B 能動的方式 太陽光発電システムの有効電力出力又は無効電力出力にパワーコンディショナが常時から変動を与えておくことによって,太陽光発電システムが単独運転に移行したときに生じる周波数などの変化を検出することで,単独運転状態を検出する方式。
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