Location: Home > JIS > JIS A6021:2011 pdfダウンロード

JIS A6021:2011 pdfダウンロード

JIS 09-20
JIS A6021:2011 pdfダウンロード

JIS A6021:2011 pdfダウンロード。建築用塗膜防水材 Liquid-applied compounds for waterproofing membrane coating of buildings
1 適用範囲
この規格は,主に鉄筋コンクリート造建築物の屋根及び外壁などの防水工事に用いる塗膜防水材(以下,防水材という。)について規定する。ただし,JIS A 6909に規定する建築用仕上塗材には適用しない。 なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1415 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS A 6909 建築用仕上塗材
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
JIS K 6252 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引裂強さの求め方
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方
JIS K 6259 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐オゾン性の求め方
JIS K 6268 加硫ゴム−密度測定
JIS K 7350-2 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法−第2部:キセノンアークランプ
JIS K 7350-4 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法−第4部:オープンフレームカーボンアークランプ
JIS K 8575 水酸化カルシウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS R 6252 研磨紙 3 種類
3.1 主要原料による区分 主要原料による区分は,次による。
a) ウレタンゴム系 ポリイソシアネート,ポリオール,架橋剤を主な原料とするウレタンゴムに充塡材などを配合したウレタンゴム系防水材。引張強さ,伸び率,抗張積などの特性によって,高伸長形(旧1類)と高強度形とに区分する(表1参照)。
注記 JIS A 6021:2006に基づき,ウレタンゴム系1類の指定がある場合は,高伸長形(旧1類)で置き換えることができる。
b) アクリルゴム系 アクリルゴムを主な原料とし,充塡材などを配合したアクリルゴム系防水材。
c) クロロプレンゴム系 クロロプレンゴムを主な原料とし,充塡材などを配合したクロロプレンゴム系防水材。
d) ゴムアスファルト系 アスファルトとゴムとを主な原料とするゴムアスファルト系防水材。
e) シリコーンゴム系 オルガノポリシロキサンを主な原料とし,充塡材などを配合したシリコーンゴム系防水材。
3.2 製品形態による区分 製品形態による区分は,次による。
a) 1成分形 あらかじめ施工に供する状態に調製したもので,必要によって硬化促進剤,充塡材,希釈剤などを混合して使用する防水材。
b) 2成分形 施工直前に主剤,硬化剤の2成分に,必要によって硬化促進剤,充塡材,着色剤,希釈剤などを混合して使用するように調製した防水材。
3.3 適用部位による区分 適用部位による区分は,次による。
a) 屋根用 主として,屋根に用いる防水材。 なお,屋根用防水材には,次のものがある。
1) 一般用 主として一般平場部に用いる防水材。
2) 立上がり用 主として立上がり部に用いる防水材。
3) 共用 一般平場部と立上がり部との両方に用いる防水材。
b) 外壁用 主として,外壁に用いる防水材。
4 原料
防水材に用いる原料は,次による。
a) 基材 防水材の基材は,ウレタンゴム,アクリルゴム,クロロプレンゴム,ゴムアスファルト及びオルガノポリシロキサンとする。
b) 鉱物質充塡材 防水材の鉱物質充塡材は,炭酸カルシウム,クレー,カーボンブラック,微粉末シリカなどとする。
c) 添加剤 防水材の添加剤は,顔料,増粘剤,老化防止剤,界面活性剤,希釈剤などとする。 5 性能 防水材の性能は,箇条6によって試験し,屋根用は表1に,外壁用は表2にそれぞれ適合しなければならない。ただし,劣化処理後の引張性能及び伸び時の劣化性状における促進暴露処理は,オープンフレームカーボンアークランプ又はキセノンアーク光源による暴露試験のいずれか一方でよい。

Download