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JIS A8336:2009 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A8336:2009 pdfダウンロード

JIS A8336:2009 pdfダウンロード。土工機械−表示機器 Earth-moving machinery-Visual display of machine operation
1 適用範囲
この規格は,土工機械の表示機器によって運転員に知らせる機械の運転機能に関する情報について規定する。これは,JIS A 8308に規定する土工機械に適用する。 注記1 公道走行の場合は,道路交通法規の要求事項が優先する。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6011:2003,Earth-moving machinery−Visual display of machine operation (IDT) なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 8308 土工機械−基本機種−用語
注記 対応国際規格:ISO 6165,Earth-moving machinery−Basic types−Vocabulary (IDT)
JIS A 8310-1 土工機械−操縦装置及び表示用識別記号−第1部:共通識別記号 注記 対応国際規格:ISO 6405-1,Earth-moving machinery−Symbols for operator controls and other displays−Part 1: Common symbols (IDT) JIS A 8311 土工機械−運転席の視界測定方法とその評価基準
注記1 対応国際規格:ISO 5006-1,Earth-moving machinery−Operatorʼs field of view−Part 1: Test method, ISO 5006-2,Earth-moving machinery−Operatorʼs field of view−Part 2: Evaluation method及びISO 5006-3,Earth-moving machinery−Operatorʼs field of view−Part 3: Criteria(全体評価:MOD)
注記2 現在,上記3規格は廃止され,ISO 5006,Earth-moving machinery−Operatorʼs field of view−Test method and performance criteriaに置き換わっている。
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 表示機器(visual display)
特定の機械機能及び運転特性の状態に関して,運転員が読み取れる情報を与える機器。
例 計器類(ゲージ,メータなど),液晶表示装置,発光ダイオード 3.2 前中央視界(sector of vision)
JIS A 8311に規定する形状で目の位置(を想定した光源中心点)を参照して定義する。
注記 機械の前後中心線に対して,目の位置を通って前方への平行線から左右に各23°開いた垂直面で区切られ,同じく前記平行線に対して目の位置を通って上方に15°及び下方に40°開いた面で区切られた視界として定義する。
4 表示機器の位置
4.1 表示機器 表示機器は,明確に認識できなければならない。また,機械の運転継続のための情報の関連性を識別できるのがよい。
表1にR-SV(前中央視界内に要)として示す,機械を運転中に運転員が視認すべき機器表示は,前中央視界内に置かなければならない。監視している機能が通常の運転状況を逸脱したときに(例えば,原動機過回転,ブレーキ系蓄圧不足など)警告灯又は音響警報を用いて,運転員の注意を引くようになっている場合は,前記機械中心線から左右23°は60°まで拡大してもよい。
4.2 その他の表示機器 その他の表示機器は前中央視界外に位置してもよいが,着座運転員の位置から読み取ることができなければならない。
5 表示機器の示す情報 表示機器は,表1によってR(要)又はR-SVで識別される情報を提供しなければならない。表1にO(任意選択)を付して示す情報は,提供してもよい。
注記 例えば,油圧走行モータの油圧回路をブロックすることにブレーキ力を依存する油圧ショベルに対するブレーキ蓄積圧力エネルギーのように,ある機械に対して,その情報が適切でなければ,不要である。
6 表示機器の特性
6.1 特性 表示機器は,着座運転員が読めるよう,適切な寸法の文字又は記号を表示しなければならない。表示内容が範囲を示す場合は,目盛を付けた部分に分割してもよい。階差の数は,所要の精度に応じたものとするのがよい。
6.2 識別 機器による表示は,適切な方法で識別できなければならない。JIS A 8310-1に,機器が表示する機能及び装置,又は機能の指示を識別するために使用する識別記号を示す。

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