JIS A1803:2009 pdfダウンロード
JIS A1803:2009 pdfダウンロード。コンクリ ート生産工程管理用試験方法- 粗骨材の表面水率試験方法 Methods of test for production control of concrete – Method of test for surface moisture in coarse aggregate
1 適用範囲
この規格は, 主としてコンクリ ートの生産工程管理に適用するもので, 粗骨材の表面水率試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 この引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 1110 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
3 試験用器具
試験用器具は, 次による。
3.1 はかり はかり は, ひょ う量 5 kg 以上で, 目量 0.1 g 又はこれより精度の良いものとする。 また, その構造は, 皿の中心から直径 3 mm 以下の金属線で試料容器をつるし, これを水中に浸すことができるものとする。
3.2 試料容器 試料容器は, 直径約 200 mm, 高さ約 200 mm の金属製又はプラスチック製の容器で, 水が漏れないものとする。
3.3 水槽 水槽は, 試料容器を水中に入れることができる大きさとする。
4 試料
試料は, 次による。
a) 試料は, 使用時の含水状態の粗骨材から, 代表的なものを, 約 3 kg ずつ 2 組採取する。
b) 試料は, できるだけ含水率の変化がないように取り扱う。
c) 試料の表乾密度は, JIS A 1110 によってあらかじめ確認する。 ただし, はかり は, 3.1 に規定するものを用い, 試料の質量, 水中における試料の見掛けの質量及び乾燥後の質量は, 試料質量の 0.02 %まではかる。 また, 平均値との差は, 0.01 g/cm 3 以下とする。
5 試験方法
試験方法は, 次による。
a) 試料を試料容器の中に入れ,その質量を 1.0 g まではかり ,あらかじめ測定しておいた試料容器の質量を差し引き, 試料の質量を求める。
b) 試料容器に注水し, 軽く かく はんするなどして, 骨材表面及び粒子間の空気泡を除去する。
c) 試料容器を静かに水槽に入れ,その質量を 0.1 g まではかり,あらかじめ測定しておいた試料容器の水中質量
1)を差し引き, 試料の水中質量を求める。
注1)
この規格の中でいう水中質量とは, 水中における見掛けの質量をいう。
6 計算
計算は, 次による。
a) 試料の表面水率は, 次の式によって算出し, 四捨五入によって小数点以下 2 けたに丸める。
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