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JIS A1226:2009 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1226:2009 pdfダウンロード

JIS A1226:2009 pdfダウンロード。土の強熱減量試験方法 Test method for ignition loss of soils
1 適用範囲
この規格は, 土の強熱減量試験方法について規定する。
なお, この規格は, すべての土に適用できる。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 1201 土質試験のための乱した土の試料調製方法
JIS R 1301 化学分析用磁器るつぼ
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8801-1 試験用ふるい- 第 1 部: 金属製網ふるい
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は, 次による。
3.1
土の強熱減量
( 110± 5) ℃で一定質量になるまで炉乾燥した土を,( 750± 50) ℃に強熱したときの減少質量を炉乾燥土の質量に対する百分率で表したもの。
4 試験器具
試験器具は, 次による。
4.1 恒温乾燥炉 恒温乾燥炉は, 温度を( 110± 5) ℃に保持できるもの。
4.2 電気マッフル炉 1 000 ℃以上に加熱可能な炉。
4.3 はかり 0.001 g まではかることができるもの。
4.4 るつぼ JIS R 1301 に規定するふた付きの容量 30 mL~ 50 mL のもので,強熱によって質量の変化を生じないもの。 るつぼの容量は, 高有機質土などでは 50 mL のもの, それ以外の土では 30 mL のもの。
4.5 ふるい JIS Z 8801-1 に規定する金属製網ふるい目開き 2 mm のもの。
4.6 デシケータ デシケータは, JIS R 3503 に規定するもの又はこれと同等の機能をもつ容器で, シリカゲル, 塩化カルシウムなどの吸湿剤を入れたもの。
4.7 その他の器具
a) るつぼばさみ
b) 炉乾燥容器 容量 100 mL 程度のもの。
c) 乳鉢及び乳棒 磁製又はめのう製のもの。
5 試料
試料は, 次による。
a) JIS A 1201 によって得られたものを用い, ときほぐしやすい程度まで空気乾燥する。
b) 粉砕困難な約 2 mm 以上の無機質粒子を可能な範囲で取り除いた後, 乳鉢でときほぐすか又は粉砕して, 目開き 2 mm のふるいを通過させる。
なお, 目開き 2 mm のふるいに残留する粉砕が困難な土粒子は取り除く 。
c) 目開き 2 mm のふるいを通過した土を恒温乾燥炉に入れ,( 110± 5) ℃で一定質量になるまで炉乾燥する。
d) 炉乾燥後, デシケータでほぼ室温になるまで冷ましたものを試料とする。
e) 試料の量は, 容量 50 mL のるつぼを用いるときは 2 g~ 10 g, 30 mL のるつぼを用いるときは約 2 g とする。
6 試験方法
試験方法は, 次による。
a) るつぼの質量 m c ( g) をはかる。
b) 炉乾燥試料をるつぼに入れ, 全質量 m a ( g) をはかる。
c) るつぼを電気マッフル炉に入れ, 徐々 に加熱する。
注記 1 通常, るつぼにはふたを斜めにかぶせることが多い。
d) 温度を( 750± 50) ℃に保持し, 1 時間強熱する。
e) 強熱停止後, るつぼをデシケータに移し, ほぼ室温になるまで冷ました後, 全質量 m b ( g) をはかる。
注記 2 通常, 強熱停止後 10 分程度電気マッフル炉を開放した後, るつぼばさみを用いて, るつぼを炉内から取り出し, 室温で数分放置した後にデシケータに移すことが多い。
f) 恒量になるまで, c)~ e) を繰り返す。 質量が増加した場合は, 増加する前の質量を恒量とする。

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