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JIS A1204:2009 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1204:2009 pdfダウンロード

JIS A1204:2009 pdfダウンロード。土の粒度試験方法 Test method for particle size distribution of soils
1 適用範囲
この規格は, 高有機質土以外の土で, かつ, 目開き 75 mm の金属製網ふるいを通過した土の粒度を求める方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 1201 土質試験のための乱した土の試料調製方法
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS A 1205 土の液性限界・ 塑性限界試験方法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8801-1 試験用ふるい- 第 1 部: 金属製網ふるい
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は, 次による。
3.1
粒度
土粒子径の分布状態を質量百分率で表したもの。
3.2
最大粒径
試料がすべて通過する金属製網ふるいの最小の目開きで表した粒径。
4 試験方法の種類及び順序
4.1 試験方法の種類
試験方法は, 次の 2 種類の分析方法とする。
a) ふるい分析 ふるい分析は, 金属製網ふるいによる粒度試験で, 目開き 75 μm のふるいに残留した土粒子に対して適用する。
b) 沈降分析 沈降分析は, 土粒子懸濁液の密度測定による粒度試験で, 目開き 75 μm のふるいを通過した土粒子に対して適用する。
4.2 試験の順序
試験は, 通常次による。
a) 目開き 2 mm のふるいによるふるい分け
b) 目開き 2 mm のふるい残留分に対するふるい分析
c) 目開き 2 mm のふるい通過分に対する沈降分析。 ただし, 粒径が 0.075 mm 未満の範囲の粒度を必要としない場合には, 沈降分析を省略してもよい。
d) 目開き 2 mm のふるい通過, 目開き 75 μm のふるい残留分に対するふるい分析
注記 通常, 粒度試験の標準的な実施順序は, 図 1 に示すものが多い。
5 試験器具及び試薬
5.1 試験器具
試験器具は, 次による。
a) ふるい ふるいは, JIS Z 8801-1 に規定する金属製網ふるいで, 目開き 75 μm, 106 μm, 250 μm, 425μm, 850 μm, 2 mm, 4.75 mm, 9.5 mm, 19 mm, 26.5 mm, 37.5 mm, 53 mm 及び 75 mm のもの。
b) 浮ひょう 浮ひょうは,密度 0.995 g/cm 3 ~ 1.050 g/cm 3 までの間に 0.001 g/cm 3 ごとに目盛線を付けたもの( 図 2 参照)。
c) 分散装置 分散装置は, 土粒子の機械的分散を十分に達成できるもの( 図 3 参照)。
d) メスシリ ンダー メスシリ ンダーは, JIS R 3505 に規定する呼び容量 250 mL 及び 1 000 mL のもの。
ただし, 呼び容量 1 000 mL のメスシリ ンダーは, 1 000 mL の目盛線だけのものでもよい。
e) 温度計 温度計は, 最小目盛 0.5 ℃又は 1 ℃のもの。
f) 恒温水槽 恒温水槽は,メスシリ ンダー内に入れた土粒子懸濁液の温度をほぼ一定に保持できるもの。
ただし, 沈降分析を恒温室内で実施する場合には必要としない。
g) ビーカー ビーカーは, JIS R 3503 に規定する呼び容量 500 mL 以上のもの。
h) はかり はかりは, ひょ う量 100 g 未満の場合には 0.01 g, ひょ う量 100 g 以上 1 kg 未満の場合には0.1 g, ひょ う量 1 kg 以上の場合には 1 g まではかることができるもの。
i) ノ ギス ノ ギスは, 最小読取値が 0.05 mm 以下のもの。
j) 含水比測定器具 含水比測定器具は, JIS A 1203 に規定するもの。

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