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JIS A1110:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A1110:2006 pdfダウンロード

JIS A1110:2006 pdfダウンロード。粗骨材の密度及び吸水率試験方法 Methods of test for density and water absorption of coarse aggregates
1. 適用範囲 この規格は, 粗骨材( 1 )の密度及び吸水率の試験方法について規定する( 2 )
注( 1 )構造用軽量粗骨材を絶対乾燥状態から 24 時間吸水させて試験する場合は, JIS A 1135 による。
( 2 ) ピクノ メータを用いて粗骨材の密度及び吸水率を試験する場合は, JIS A 1109 によることができる。
備考 この規格の対応国際規格を, 次に示す。
なお, 対応の程度を表す記号は, ISO/IEC Guide21 に基づき, IDT( 一致している), MOD( 修正している), NEQ( 同等でない) とする。
ISO 6783:1982, Coarse aggregates for concrete – Determination of particle density and water absorption – Hydrostatic balance method (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成す る。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 1109 細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1135 構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい- 第 1 部: 金属製網ふるい
3. 器具
3.1 はかり はかりは, 試料質量の 0.02%以下の目量をもつものとする。
はかりは, 皿の中心から, 直径 3mm 以下の金属線でかごをつるし, これを水中に浸すことができる構造とする。
3.2 金網かご 粗骨材を入れるかごは, 目開き 3 ㎜以下の金網でこれを作り , 直径約 200 ㎜, 高さ約200 ㎜とする。
3.3 吸水性の布 粗骨材の粒子の表面の水膜をぬぐうのに用いる吸水性の布は, 乾燥した柔らかいものとする。
3.4 乾燥機 乾燥機は, 排気口のあるもので, 105± 5℃に保持できるものとする。
4. 試料 試料の採取及び調整方法は, 次による。
a) 試料は, 代表的なものを採取し, JIS Z 8801-1 に規定する公称目開き 4.75 ㎜の金属製網ふるいにとど まる粗骨材を, 四分法又は試料分取器によって, ほぼ所定量となるまで縮分する。
b) 普通骨材の 1 回の試験に使用する試料の最小質量は, 粗骨材の最大寸法( ミリ メートル表示) の 0.1 倍をキログラム表示した量とする。 軽量骨材については, 次の式によって, おおよその試料質量を定 める。
注(9) 試料中に微粒分がある場合や水に浮くものがある場合は、それらがピクノメータの外へ流出しないように、スポイトなどで徐々に水を注ぐ。
5.2 吸水率 4.f)の吸水率試験用試料の質量(m4)を0.1gまではかった後, 105±5 ℃で一定質量となるまで乾燥し, デシケータ内で室温まで冷やし, その質量(m5)を0.1gまではかる。
5.3 試験の回数 密度及び吸水率の試験は, 4.a)で二分した試料についてそれぞれ1回ずつ行う。
6. 計算 計算は, 次による。
a) 細骨材の表面乾燥状態における密度, 絶乾密度は, 次の式によって算出し(11), 四捨五入によって小数点以下2けたに丸める。 3212mmmmdWS−+×=ρ
ここに, ds : 表面乾燥状態における密度(g/cm3)
m1 : 水で満たしたピクノメー夕の全質量(g)
m2 : 表面乾燥状態における試験用試料の質量(g)
m3 : 試料と水で満たしたピクノメータの質量(g)
ρw : 試験温度における水の密度(10)(g/cm3) 注(10) 水の密度は試験温度に応じて次の値を用いる。
c) 試料を水で十分に洗って, 粒の表面についているごみ, その他を取り 除き, 20± 5℃の水中で 24 時間吸水させる。
d) 試料を水中から取り 出し, 水切り 後, 吸水性の布の上にあける。 試料を吸水性の布の上で転がして,目で見える水膜をぬぐい去り, 表面乾燥飽水状態とする( 3 )。
注( 3 ) 表面乾燥飽水状態では表面はなお湿っているように見えるものである。 粒を一つずつぬぐう場合には, 一部で極端に乾燥するおそれがあるので注意を要する。
e) d)の試料を二分し, それぞれを 1 回の試験の試料とする。
5. 試験方法 試験は次による。 なお, それぞれの質量は試料質量の 0.02%まではかる。
a) 4.e) の試料の質量( m 1 ) をはかる。
b) 試料を金網かごに入れ, 水中( 4 )で振動を与え, 粒子表面と粒子間の付着空気を排除した後, 20± 5℃の水中で試料の見掛けの質量( m 2 ) をはかり, また水温をはかる。
注( 4 ) 水は上水道水など清浄な水とする。
c) 金網かごの水中における見掛けの質量( m 3 ) をはかる( 5 )。
注( 5 ) 金網かごが水中に没している高さは, 金網かごだけの場合と金網かごと試料の場合において一定となるように調整する。
d) 水中から取り 出した試料を 105± 5℃で一定質量となるまで乾燥し, 室温まで冷やし, その乾燥質量( m 4 ) をはかる。
e) 密度及び吸水率の試験は, 4. e)で二分した試料について 1 回ずつ行う。

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