JIS S2038:2007 pdfダウンロード
JIS S2038:2007 pdfダウンロード。石油燃焼機器用しん Wicks for oil burning appliances
1 適用範囲
この規格は, 石油燃焼機器に用いられる繊維製のしん( 以下,“ しん” という。 ) について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの 引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS K 2203 灯油
JIS S 2016 石油こんろ
JIS S 2019 自然通気形開放式石油ストーブ
JIS S 3031 石油燃焼機器の試験方法通則
JIS Z 2371 塩水噴霧試験方法
3 種類
しんの種類は, 機器製造業者が機器に組み込むしん( 以下,“ 組込みしん” という。 ) 及び交換に用いるしん( 以下,“ 替しん” という。) とし, 形状及び加工方法によって区分し, 表 1 による。
4 品質性能
しんの品質性能は, 箇条 7 によって試験したとき, 表 2 の規定に適合しなければならない。
5 寸法
しんの寸法及び許容差 1) は, 次による。
注 1)
許容差は, 製造業者の設計値に対する範囲をいう。
a) 寸法は, 7.7 によって測定したとき, 通常, 表 3 による。
b) 許容差
は, 表 4 及び表 5 による。
c) しんの先端燃焼部に異種組成のしんを継いだものは,燃焼部の長さを 35 mm 以上としなければならない。
ただし, 正常燃焼中における継ぎ部の温度が 120 ℃以下のものは, 燃焼部の長さは, 15 mm 以上としてもよい。
6 外観
しんの外観は, 次による。
a) 生地面が均整で, 使用上有害な織りむら, 汚れなどの欠点があってはならない。
b) 燃焼部の切断面は均整で, 使用上有害なむら及びほつれがあってはならない。
c) 継ぎ部のあるしんは, 継ぎ縫製に著しいむらがあってはならない。
d) 補強金具などの補強部品は, 有害な変形がなく , 正しく 取り 付けられていなければならない。
7 試験方法
7.1 試験条件
7.1.1 試料の条件
試験に用いるしんは, 製織後, 製編後又は不織布加工後 24 時間以上経過したものとする。
7.1.2 試験室の温度
試験室の温度は, 特に指定のある場合を除き, 20 ℃± 10 ℃とする。
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