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JIS K8361:2007 pdfダウンロード

JIS 09-22
JIS K8361:2007 pdfダウンロード

JIS K8361:2007 pdfダウンロード。酢酸エチル( 試薬) Ethyl acetate (Reagent)
1 適用範囲
この規格は, 試薬として用いる酢酸エチルについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を, 次に示す。
ISO 6353-3:1987, Reagents for chemical analysis- Part 3:Specifications- Second series (MOD)なお, 対応の程度を表す記号(MOD)は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, 修正していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの
引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノ ール( 95)( 試薬)
JIS K 8951 硫酸( 試薬)
3 一般事項
試験及び検査方法の一般的な事項は, JIS K 8001 による。
4 種類
種類は, 特級とする。
5 性質
5.1 性状
酢酸エチルは, 無色の揮発性の液体で, 特異なにおいがある。 エタノ ール及びジエチルエーテルに極めて溶けやすく , 水にやや溶けやすい。 沸点は, 約 77 ℃である。
5.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルを JIS K 0117 によって測定すると, 波数 3 465 cm -
1 , 2 985 cm - 1 , 1 743 cm - 1 ,
1 448 cm -
1 , 1 374 cm - 1 , 1 240 cm - 1 , 1 047 cm - 1 , 937 cm - 1 , 847 cm - 1 , 787 cm - 1 , 634 cm - 1及び 607 cm - 1付近に主な吸収を認める。 この場合, 試料調製は JIS K 0117 の 5.4( 液体) a)( 液膜法) による。 窓板に臭化カリ ウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの一例を, 図 1 に示す。
6 品質
品質は, 箇条 7 によって試験及び検査したとき, 表 1 に適合しなければならない。
7 試験及び検査方法
7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果 試験及び検査方法の環境は, JIS K 8001 の 3.7( 試験操作など)( 1)( 試験の環境) による。 湿度管理は, 必要に応じて実施する。 また, 表 1 で規定する各品質項目の試験及び検査は, 次の各試験及び検査方法に よって行い, 得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は, JIS K 8001 の 3.5( 測定値) による。
7.2 純度( CH 3 COOC 2 H 5 )( GC) 一般的な事項は, JIS K 0114 によるほかは, 次による。
a) 分析条件 一例を, 次に示すが, これと同等の性能の条件でもよい。 検出器の種類 水素炎イオン化検出器 固定相液体名 メチルシリ コーン 固定相液体の膜厚 5.0 µm カラム用キャピラリ ーの材質, 内径及び長さ 石英ガラス, 0.53 mm, 30 m 設定温度 カラム槽: 40 ℃で 5 分間保持した後, 毎分 5 ℃の割合で 100 ℃まで昇温して, 2 分間保 持する。

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