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JIS A6604:2007 pdfダウンロード

JIS 09-22
JIS A6604:2007 pdfダウンロード

JIS A6604:2007 pdfダウンロード。金属製簡易車庫用構成材 Metal components for car port
1 適用範囲
この規格は, 主として住宅で使用する金属製の簡易車庫用構成材( 以下, 車庫用構成材という。 ) について規定する。 この規格は, 屋根ふき材を除いたもので, 屋根が片側柱又は両側柱によって支持される形式のものについて適用する。 ただし, 周囲を囲うもの, 収納庫をもつもの及び基礎は除く 。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質- 第 1 部: ボルト, ねじ及び植込みボルト
JIS B 1054-2 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質- 第 2 部: ナット
JIS B 1054-3 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質- 第 3 部: 引張力を受けない止めねじ及び類似のねじ部品
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3313 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼鈑及び鋼帯
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H 4100 アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JIS H 8602 アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
JIS K 5629 鉛酸カルシウムさび止めペイント
JIS K 6744 ポリ 塩化ビニル被覆金属板
3 各部の名称
車庫用構成材の各部の名称は, 図 1 による。 ただし, 図の形状は一例である。
4 種類
種類は, 次による。
a) 構造による種類 構造による種類は, 表 1 のとおり区分する。
表 1- 構造による種類の区分記号
構造区分 構造の形式
C 片側支持式
D 両側支持式
b) 強度による種類 強度による種類は, 表 2 のとおり区分する。
5 性能
車庫用構成材の性能は, 箇条 10 によって試験し, 表 3 を満足しなければならない。
6 構造及び加工
車庫用構成材の構造及び加工は, 次による。
a) 車庫用構成材の各部は, 溶接, ボルト, タッピンねじなどによって, 緩みが生じないように堅ろうに結合できる構造でなければならない。
b) 車庫用構成材に用いるボルト, タッピンねじなどは,耐食ステンレス鋼( JIS B 1054-1~ -3 のオーステナイト系又はこれと同等以上のもの) とする。
c) 見えがかり 接合面は, 滑らかに仕上げなければならない。
d) 車庫用構成材は, 耐久性及び変形防止を考慮した構造でなければならない。
e) 柱は, 取付穴, ボルト穴などによって強度が低下しない構造でなければならない。
f) 車庫用構成材は, 風による吹上げ, 雪の重さなどに十分耐える構造でなければならない。
g) 車庫用構成材と屋根ふき材との結合は, 風による吹上げ, 雪の重さなどを考慮しなければならない。
h) 車庫用構成材に使用する鋼材について, 柱及びはり( 梁) は, 呼び厚さ 1.6 mm 以上とし, 母屋, 側枠及びその他の構成材は,呼び厚さ 0.8 mm 以上とする。 ただし,ステンレス鋼( JIS G 4303 の SUS304又は耐食性がこれと同等以上のもの) についてはこの寸法を適用しない。
i) 車庫用構成材は, 連結する場合であっても強度が低下しない構造でなければならない。
j) 車庫用構成材は, 風当り の強い場所に設置される場合又は積雪の場合には, 本体の強度を補助するために柱( 補助柱) を設置できる構造でなければならない。
7 寸法
7.1 車庫用構成材の呼び寸法
車庫用構成材の呼び寸法
1) は, 図 2 及び表 4 による。
注1)
構成材の寸法は, 長さ方向を l, 幅方向を d で表す。
高さは, h で表し基礎上端から後枠若しく はけた( 桁) の下端まで, 又は基礎の上端から柱の内側とはり( 梁) との交点までをいう。

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