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JIS Z1525:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS Z1525:2004 pdfダウンロード

JIS Z1525:2004 pdfダウンロード。包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ Pressure sensitive adhesive polyvinyl chloride tapes for packaging
1. 適用範囲
この規格は,主に包装,封かん,識別などに用いる,片面に粘着剤が均一に塗布されているポリ塩化ビニル粘着テープ(以下,テープという。)について規定する。ただし,電気絶縁用及び防食用(腐食防止用)は除く。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 0109 粘着テープ・粘着シート用語
JIS Z 0237 粘着テープ・粘着シート試験方法
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 0109による。
4. 種類
テープの種類は,支持体によって分類し,表1による。
5. 品質
5.1 性能 テープの性能は,6.によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。
5.2 寸法 テープの寸法及びその許容差は,6.4によって試験を行い,表3の規定による。
5.3 外観 テープの外観は,テープが巻心に均一に巻かれていて,著しい変形及び巻き巣がなく,両側面が平らで,のりはがれ,折れ目,きず,色むらなどの使用上支障のある欠点があってはならない。 なお,テープには,着色及び印刷してもよい。
6. 試験方法
6.1 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS Z 0237の4.(試験の一般条件)の規定による。
6.2 粘着力 粘着力の試験は,常態及び保存性試験後について,それぞれ次のとおり行う。
a) 常態 JIS Z 0237の10.(粘着力)によって,試験板に対する180度引きはがし粘着力を求める。
b) 保存性試験後 JIS Z 0237の17.(保存性)によって保存性試験を行った後,a)の方法によって試験を行う。
6.3 引張強さ及び伸び 引張強さ及び伸びの試験は,JIS Z 0237の8.(引張強さ及び伸び)による。この場合,試験片の長さは約150 mとして,その中央部に50 mmの間隔をおいて標線を付け,伸びは標線間で測定する。
6.4 寸法 寸法の試験は,JIS Z 0237の5.(厚さの測定),6.(幅の測定)及び7.(長さの測定)による。
6.5 外観 外観は,目視によって調べる。この場合,のりはがれは,テープを1 m当たり3〜5秒で巻き戻し,粘着剤が背面に移らないかどうかを調べる。
7. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称,種類又は記号,厚さ,幅及び長さによる。 ただし,2種の場合は,厚さを除く。 例 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ 1種 0.20 mm×19 mm×20 m 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ PVC 1 0.20 mm×19 mm×20 m
8. 表示及び包装
8.1 表示 製品には,包装の見やすいところに,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格名称
b) 種類又は記号
c) 寸法[厚さ(1),幅及び長さ]
d) 数量(2) e) 製造年月又はその略号
f) 製造業者名又はその略号 注(1) 2種の場合は除く。
(2) 個装の場合は除く。 8.2 包装 テープは,箱,フィルムなどで個装するか,又は適切な数量にまとめ,貯蔵,輸送などに適するように包装する。
9. 取扱い上の注意事項 テープは,温度,圧力などによって,その品質が影響を受けやすいので,保存及び取扱いに際しては,次の事項を守ることが望ましい。
a) 直射日光及び高温の場所は避ける。
b) 変形防止のため,横積みは避ける。

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