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JIS B7951:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS B7951:2004 pdfダウンロード

JIS B7951:2004 pdfダウンロード。大気中の一酸化炭素自動計測器 Continuous analyzer for carbon monoxide in ambient air
1. 適用範囲
この規格は,大気中の一酸化炭素濃度を連続的に測定するための赤外線吸収方式による自動計測器(以下,計測器という。)について規定する。 参考 このほかの測定方式の計測器は,参考として附属書に示す。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS K 0002 標準物質−標準ガス−一酸化炭素
JIS K 0003 標準物質−標準ガス−二酸化炭素
JIS K 0055 ガス分析装置校正方法通則
JIS K 0151 赤外線ガス分析計
JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0212 分析化学用語(光学部門)
JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS Z 8103 計測用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 0211,JIS K 0212,JIS K 0213,JIS K 0215及びJIS Z 8103によるほか,次による。
a) 試料大気 一酸化炭素濃度を測定するために計測器に導入する大気。
b) 試料ガス 試料大気に含まれる粉じんをダストフィルタによって除去したガス。
c) ゼロガス 計測器の最小目盛値を校正するために用いるガス。
d) スパンガス 計測器の最大目盛値を校正するために用いるガス。
e) ゼロドリフト 計測器の最小目盛に対応する指示値のある期間内の変動。
f) スパンドリフト 計測器の目盛スパンに対応する指示値のある期間内の変動。
g) 設定流量 計測器で定められた試料大気,校正ガスなどの流量。
h) コンバータ 試料ガス中の一酸化炭素を二酸化炭素に変換するもの。
i) ppm 濃度を百万分率で表した体積比率。
4. 計測器の種類及びレンジ 計測器の種類及びレンジは,表1による。 なお,レンジは表1で示した間で適切なものを選ぶ。
5. 性能 計測器は,7.の性能試験を行ったとき,表2の性能を満足しなければならない。
6. 構造 6.1 構造一般 計測器の構造は,次の各項目に適合しなければならない。
a) 形状が正しく,組立及び各部の仕上がりが良好で,堅ろうでなければならない。
b) 通常の運転状態で危険の生じるおそれがなく,安全で円滑に作動しなければならない。
c) 各部は,容易に機械的・電気的故障を起こさず,危険を生じない構造でなければならない。
d) 結露などによって計測器の作動に支障を生じない構造でなければならない。
e) 光源,ヒータなどの発熱部に接する部分は,熱による変形及び機能の変化を起こさない構造でなければならない。
f) 保守,点検の際,作業しやすく,危険のない構造でなければならない。
6.2 計測器
6.2.1 計測器の構成 計測器は,図1に例を示す試料採取部,赤外線ガス分析計などで構成する。

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