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JIS A5373:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS A5373:2004 pdfダウンロード

JIS A5373:2004 pdfダウンロード。プレキャストプレストレストコンクリート製品 Precast prestressed concrete products
1 適用範囲
この規格は,プレストレストコンクリート製のプレキャストコンクリート製品(以下,PC製品という。)について規定する。ただし,日本工業規格が別途定められている,建築用コンクリート製品及びその他のコンクリート製品には,この規格は適用しない。 この規格は,プレストレストコンクリート構造とすることを意図しない施工上の安全確保などを目的としてPC鋼材1) などを用いている製品には,適用しない。 なお,技術的に重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Fに記載する。
注1) PC鋼材とは,JIS G 3109,JIS G 3137,及びJIS G 3502に規定する材料をいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1108 コンクリートの圧縮強度試験方法 JIS A 1136 遠心力締固めコンクリートの圧縮強度試験方法
JIS A 5361 プレキャストコンクリート製品−種類,製品の呼び方及び表示の通則
JIS A 5362 プレキャストコンクリート製品−要求性能とその照査方法
JIS A 5363 プレキャストコンクリート製品−性能試験方法通則
JIS A 5364 プレキャストコンクリート製品−材料及び製造方法の通則
JIS A 5365 プレキャストコンクリート製品−検査方法通則
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1 I類 製品の性能が満足されることが,実績によって確認された仕様に基づいて製造されるPC製品で,附属書に推奨仕様が示されているもの。
3.2 II類
受渡当事者間の協議によって,性能及び仕様を定めて製造されるPC製品。
4 種類 PC製品の種類は,用途によって表1のとおりとする。 なお,製品は,性能及び仕様の定め方によって,I類とII類とに区分する。
5 品質 5.1 外観 PC製品には,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場合)などがあってはならない。
5.2 性能 PC製品の種類に応じた性能は,表2の規定に適合しなければならない。ただし,性能の照査に性能試験を適用する場合は,PC製品では9.2による。
6 形状,寸法及び寸法の許容差 形状,寸法及び寸法の許容差は,表3による。
7 配筋及び配筋の許容差 PC製品の配筋(鉄筋及びPC鋼材)及び配筋の許容差は,9.3によって,配筋の測定を行い,次のa) 及びb) の規定に適合しなければならない。
a) 配筋 配筋(鉄筋のかぶりを含む。)は,表4による。ただし,受渡当事者間の合意に基づき,PC製品の性能(5.2の規定を含む。)を損なわない範囲で,表4以外の配筋方法を採用しても差し支えない。また,製造業者は,配筋設計図を製品ごとに作成し,購入者から要求があった場合には,その内容を提示しなければならない。
b) 配筋の許容差 配筋の許容差2) は,要求性能を満足する範囲内で,製品の種類ごとに製造業者が定める。
注2) 配筋の許容差とは,配筋設計図に示された鉄筋及びPC鋼材の位置と製品の鉄筋及びPC鋼材の位置とのずれの限度値をいう。
8 材料及び製造方法
PC製品に使用する材料及び製造方法は,JIS A 5364による。
9 試験方法
9.1 外観試験 外観試験は,目視によって行い,使用上有害な,きず,ひび割れ,欠け,反り,ねじれ(板状製品の場合)などの有無を調べる。
9.2 性能試験 性能の試験方法は,JIS A 5363及び表5による。
9.3 配筋の測定 配筋の測定は,鉄筋及びPC鋼材の径,本数及びかぶりについて行うものとし,その方法は,次のいずれかによる。
a) 非破壊試験による測定方法 非破壊試験による測定は,電磁誘導法,レーダー法などを用いて行い,それぞれ指定された測定方法に従い,鉄筋及びPC鋼材の径,並びに本数及びかぶりを測定する。
b) 破壊試料による測定方法 破壊試料による測定は,外圧試験などの性能試験を終了した試料を用いて行い,その試料のコンクリート部分をはつり,鉄筋を露出させた後,鉄筋及びPC鋼材の径,並びに本数及びかぶりを測定する。
c) 打設前配筋による測定方法 コンクリート打設前後の鉄筋及びPC鋼材の位置が,鉄筋及びPC鋼材の組立方法,型枠への鉄筋及びPC鋼材の固定方法,かぶりの確保方法などによって,変化しないものであるときは,コンクリート打設前の鉄筋及びPC鋼材の径,並びに本数及びかぶりを測定することによって,完成品の鉄筋及びPC鋼材の位置とみなすことができる。
10 検査
10.1 検査区分及び検査項目 PC製品の検査は,最終検査と受渡検査とに区分し,次による。 a) 最終検査 製品の製造業者は,次に示す検査項目について最終検査を行う。
1) 外観
2) 性能
3) 形状及び寸法
b) 受渡検査 受渡検査項目は,次による。ただし,受渡当事者間の協議によって,省略することができる。
1) 外観
2) 形状及び寸法

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