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JIS A1150:2007 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS A1150:2007 pdfダウンロード

JIS A1150:2007 pdfダウンロード。コンクリ ートのスランプフロー試験方法 Method of test for slump flow of concrete
1 適用範囲
この規格は, 粗骨材の最大寸法が 40 mm 以下の, 高強度コンクリ ート, 高流動コンクリ ート, 水中不分離性コンクリ ートなどのスランプフロー試験の方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を, 次に示す。
ISO 1920-2:2005, Testing of concrete- Part 2: Properties of fresh concrete (MOD)
なお, 対応の程度を表す記号(MOD)は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, 修正していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は, その最新版( 追補を含む。 ) を適用する。
JIS A 1101 コンクリ ートのスランプ試験方法
JIS A 1115 フレッシュコンクリ ートの試料採取方法
JIS A 1138 試験室におけるコンクリ ートの作り方
JIS A 1156 フレッシュコンクリ ートの温度測定方法
JIS B 7512 鋼製巻尺
3 試験用器具
3.1 スランプコーン
スランプコーンは, JIS A 1101 に規定するものとする。
3.2 突き棒
突き棒は, JIS A 1101 に規定するものとする。
3.3 平板
平板は, 十分な水密性及び剛性をもつ, 板厚 3.0 mm 以上の鋼製のものとし, 大きさが 0.8 m× 0.8 m 以上で, 表面が平滑なものとする。 取っ手をつける場合には, スランプフローの測定の障害にならない位置につける。
3.4 ノ ギス又はメジャー
ノ ギス又はメジャーは, JIS B 7512 のコンベックスルール又はこれに相当するもので, 1 mm まで読み取れるものとする。
3.5 測定用補助器具
測定用補助器具
1)は, 図 1 に示すように, スランプフローの測定に用いるものとする。
注1)
例えば, 山形鋼などを切断加工したものでもよい。
3.6 受け容器
受け容器は, 容量 10 L 以上のバケツなどとし, 必要に応じて用意する。
3.7 ストップウォッチ
ストップウォッチは, 0.1 秒まで計測できるものとする。
4 試料
4.1 試料の準備
試料は, JIS A 1115 の規定によって採取するか, 又は JIS A 1138 の規定によって作る。
4.2 コンクリ ートの温度
コンクリ ートの温度は JIS A 1156 の規定によって測定する。
5 試験方法
試験方法は, 次による。
a) スランプコーン及び平板の設置 スランプコーン及び平板は, 内面及び表面を湿布などでふく 。 スランプコーンは, 水平に設置した平板上に置く 。 なお, 水平の確認は, 水準器を用いて行う。
b) 試料の詰め方 試料は, 材料の分離を生じないように注意して詰めるものとし, スランプコーンに詰 め始めてから, 詰め終わるまでの時間は 2 分以内とする。 高強度コンクリ ート及び高流動コンクリ ートの場合, 適切な受け容器にためておいて偏り がないよ うに流し込み, 突き固めや振動を与えない一層詰めとするか, 又は 3 層に分けて詰め, 各層 5 回突き 棒で一様に突く 。 水中不分離性コンクリ ートの場合, 3 層に分けて詰め, 各層 25 回突き棒で一様に突く 。
c) スランプフローの測定 スランプコーンに詰めたコンクリ ートの上面をスランプコーンの上端に合わ せてならした後, 直ちにスランプコーンを鉛直方向に連続して引き上げる。 スランプコーンを引き上 げる時間は, JIS A 1101 の規定によって高さ 30 cm で 2~ 3 秒とする。 ただし, 試料がスランプコーン とともに持ち上がって落下するおそれのある場合は, 10 秒でゆっく り引き上げる。 この後, スランプ コーンの内側に多量の試料が付着している場合には, これをかき落として試料の中心部に静かに加え る。 コンクリ ートの動きが止まった後に, 広がりが最大と思われる直径と, その直行する方向の直径を 1 mm の単位で測る。 コンクリ ートの広がりが著しく 円形からはずれ, スランプフローの両直径の差 が 50 mm 以上となった場合には, 同一バッチの別試料によって新たに試験する。 なお, スランプを測定する場合には, コンクリ ートの中央部において下がりを 0.5 cm 単位で測定す る。
d) フローの流動停止時間の測定 フローの流動停止時間を求める場合には, スランプコーン引上げ開始 から, 目視によって停止が確認されるまでの時間を, ストップウォッチで 0.1 秒単位で測る。

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