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JIS B9624:2007 pdfダウンロード

JIS 09-25
JIS B9624:2007 pdfダウンロード

JIS B9624:2007 pdfダウンロード。印刷技術及び写真技術−反射及び透過測定用認証標 準物質(CRM)の保証に必要な付随文書及び使用 手順,並びに反射及び透過測定システムの合成標準不確かさの求め方 Graphic technology and photography-Certified reference materials for reflection and transmission metrology-Documentation and procedures for use, including determination of combined standard uncertainty
1. 適用範囲
この規格は,グラフィックアーツ,写真,その他画像関連分野に使用されるCRMの保証に必要な付随文書,CRMの使用手順,反射並びに透過計測システムの合成標準不確かさの求め方について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 15790:2004,Graphic technology and photography−Certified reference materials for reflection and transmission metrology−Documentation and procedures for use,including determination of combined standard uncertainty (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発効年又は発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 JIS Z 8103:2000 計測用語 Guide to the Expression of Uncertainty in Measurement, published jointly by BIPM/IEC/IFCC/ISO/IUPAC /IUPAP/OIML,1995
3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
3.1 校正 (calibration) 計器若しくは測定系の示す値,又は実量器若しくは標準物質の表す値と標準によって実現される値との間の関係を特定の条件下で確定する一連の作業。国際計量基本用語集(international vocabulary of basic and general terms in metrology:以下,VIMという。)及びJIS Z 8103:2000 (4342)参照。
備考 一般に,校正とは,測定値が真の値を示すよう測定システムを調整する作業を意味するものと誤解されている場合が多い。しかし,校正とは,表示値を測定量の値に変換するか(対比表の作成),又は装置を調整若しくはリセットするかの判断を意味する。装置の調整及びリセットの後には校正を再度行い,新しい設定が許容範囲内の表示をすることの確認を推奨する。
3.2 認証標準物質(CRM) (certified reference material CRM) 一つ以上の特性値が認証された,認証書付の標準物質。特性値を表す単位の正確な現示のためのトレーサビリティが確立され,かつ,表記された信頼水準での不確かさが認証書に付されるという手続きによって,特性値は認証される。JIS Q 0030及びJIS Z 8103:2000 (2138)参照。
参考 先にJIS化作業を終えたJIS B 9623:2002 (ISO 14981: 2000)では,関連技術分野の人たちにとって分かりやすい“検定書付き校正板”と訳したが,印刷技術及び写真技術分野に限らず今後広く用いられる用語であることを尊重して,表記を改めた。
3.3 合成標準不確かさ (combined standard uncertainty) uc 幾つかの他の量の値から求められる測定の結果の標準不確かさ。各量の変化に応じて測定結果がどれだけ変わるかによって重み付けした,分散又は他の量との共分散の和の平方根に等しい。 GUM及びJIS Z 8103:2000 (2618)参照。
3.4 包含係数 (coverage factor) k 拡張不確かさを求めるために合成標準不確かさに乗じる数として用いられる数値係数。 GUM及びJIS Z 8103:2000 (2620)参照。
3.5 CRM認証値 (CRM reference value) CRMの認証された特性値で,CRMに付帯する文書に記載されている。
3.6 拡張不確かさ (expanded uncertainty) U 合理的に測定量に結び付けられ得る値の分布の大部分を含むと期待される区間を定める量。GUM及びJIS Z 8103:2000 (2619)参照。 備考 拡張不確かさは,合成標準不確かさ (uc)と選択された包含係数(k)との積。 3.7 実験標準偏差 (experimental standard deviation) s 同一測定量への一連のn回の測定に対し,その結果のばらつきを特徴付ける量sであって,次の式によって与えられる。VIM参照。

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