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JIS A1128:2005 pdfダウンロード

JIS 09-25
JIS A1128:2005 pdfダウンロード

JIS A1128:2005 pdfダウンロード。フレッシュコンクリートの空気量の 圧力による試験方法−空気室圧力方法 Method of test for air content of fresh concrete by pressure method
1 適用範囲
この規格は,フレッシュコンクリートの空気量を空気室の圧力減少によって求める試験方法について規定する。この試験方法は,最大寸法40 mm以下の普通骨材を用いたコンクリートに対しては適用されるが,骨材修正係数が正確に求められない人工軽量骨材のような多孔質の骨材を用いたコンクリートに対しては適用されない。水柱圧力方法は,附属書A(参考)による。
注記1 試験の原理は,ボイルの法則に基づくものである。
注記2 空気室圧力方法には,注水法及び無注水法がある。 注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 1920-2:2016,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
注記 対応国際規格:ISO 1920-1:2004,Testing of concrete−Part 1: Sampling of fresh concrete(MOD) JIS A 1116 フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)
注記 対応国際規格:ISO 1920-2:2016,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete(MOD) JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方 JIS A 8610 建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機
3 器具 3.1 空気量測定器 空気量測定器は,次のとおりとする。
a) 空気量測定器は,図1に示すようにコンクリートと蓋との間の空間に注水して試験するように造られたものとする。無注水法によって測定する場合は,注水しないで試験するように造られたものを用いてもよい。
b) 容器は,フランジ付きの円筒状容器で,その材質はセメントペーストに容易に侵されないものとし,水密で十分強固なものとする。また,容器の直径は,高さの0.75〜1.25倍に等しくし,その容積は注水して試験する場合(注水法)は少なくとも5 Lとし,注水しないで試験する場合(無注水法)は7 L程度以上とする。 さらに,容器はフランジ付きで蓋と高圧下で密封される構造となっているものとし,内面及びフランジの上面を平滑に機械仕上げしたものとする。
c) 蓋は,フランジ付きでその材質は容器と同様にセメントペーストに容易に侵されないものとし,水密で十分強固なもので,注水口及び排水(気)口を備えていなければならない。蓋の下面及びフランジの下面は,平滑に機械仕上げしたものとする。
d) 蓋の上部には,容器の約5 %の内容量をもつ空気室を取り付ける。 空気室は,圧力調整口,空気ハンドポンプ,圧力計及び作動弁を備えていなければならない。 なお,作動弁は,蓋と容器とを組み立てた場合に,100 kPaの圧力で空気及び水が漏れず,通常の使用圧力下において空気量の目盛で0.1 %以下の膨張に抑えられる剛性をもつものでなければならない。さらに,空気室内の高圧の空気を容器に噴出し,かつ,空気室に水が浸入しないような構造でなければならない。
e) 圧力計は,容量約100 kPaで1 kPa程度の感度のものとする。その目盛板の直径は9 cm以上とし,容器中の空気量に相当する圧力の点に空気量の分率(%)(5.4参照)を少なくとも8 %まで目盛り,また,初圧力(5.3参照)を明示したものとする。

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