JIS A5550:2003 pdfダウンロード
JIS A5550:2003 pdfダウンロード。床根太用接着剤 Adhesives for floor joist
1. 適用範囲
この規格は,建築物の床根太と床下張り材とを釘との併用で張り付ける場合に使用する接着剤(以下,接着剤という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法
JIS G 4309 ステンレス鋼線
JIS K 6833 接着剤の一般試験方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS K 6257 加硫ゴムの老化試験方法
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順−第0部:JIS Z 9015抜取検査システム序論
JIS Z 8401 数値の丸め方
JAS 構造用合板
3. 種類
3.1 主成分による区分
接着剤は,その主成分によって,表1のとおり区分する。
3.2 用途による区分 接着剤は,その用途によって,表2のとおり区分する。
4. 品質 接着剤の品質は,次による。
a) 接着剤は,均質で,接着に有害と認められる異物の混入があってはならない。
b) 接着剤は,充てん剤として石綿を含有してはならない。
c) 接着剤は,これに接する床材及びその下地を侵すものであってはならない。
d) 接着剤は,化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に規定された第1種特定化学物質及び第2 種特定化学物質,労働安全衛生法に基づく有機溶剤中毒予防規則に規定された第1 種有機溶剤を使用してはならない。
e) 接着剤の圧縮せん断接着強さは,5.の試験を行い,表4の規定に適合しなければならない。
f) 接着剤の耐酸素老化性は,5.の試験を行い,表5の規定に適合しなければならない。
g) 接着剤のホルムアルデヒド放散は,5.の試験を行い,表6の規定に適合しなければならない。
h) 接着剤の不揮発分は,5.の試験を行い,8.c)で表示した値でなければならない。
i) 接着剤は,温度20±15℃,湿度 (65±20) %において有効期限又は有効期間まで保存して,a)〜e)の品質に適合しなければならない。
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