Location: Home > JIS > JIS A1480:2002 pdfダウンロード

JIS A1480:2002 pdfダウンロード

JIS 09-28
JIS A1480:2002 pdfダウンロード

JIS A1480:2002 pdfダウンロード。建築用断熱・保温材料及び製品− 熱性能宣言値及び設計値決定の手順 Thermal insulating materials and products for buildings− Procedures for determining declared and design thermal values
1. 適用範囲
この規格は,熱的に均質な建築用断熱・保温材料,製品の熱性能の宣言値及び設計値の決定方法について規定する。また,この規格は,温度,含水率などのある条件(セットの条件)のもとで得られる性能値を,別の温度,含水率などの条件のもとにおける性能値に換算する手順を示すものである。これらの手順は−30℃〜+60℃の周囲温度において有効である。
備考1. 平均温度0℃〜30℃における温度及び水分に対する換算係数を,附属書A(規定)及び附属書B(参考)に示す。
2. この規格では,経年変化又は周辺空気の対流や材料の沈下のような他の効果に対する換算係数は示さない。
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 10456 : 1999 Building materials and products−Procedures for determining declared and design thermal values (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部:保護熱板法(GHP法) 備考 ISO 8302 : 1991, Thermal insulation−Determination of steady-state thermal resistance and related properties−Guarded hot plate apparatusが,この規格と一致している。
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流計法(HFM法)
備考 ISO 8301 : 1991, Thermal insulation−Determination of steady-state thermal resistance and related properties−Heat flow meter apparatusが,この規格と一致している。
JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法−校正熱箱法及び保護熱箱法
備考 ISO 8990 : 1994, Thermal insulation−Determination of steady-state thermal transmission properties−Calibrated and guarded hot boxが,この規格と一致している。
3. 定義 この規格で用いる用語の定義は,次による。
a) 熱性能宣言値 (declared thermal value) 建築用断熱・保温材料及び製品の熱性能(ここでは,熱伝導率及び熱抵抗をいう。)の期待値で,次の条件を備えるもの。
1) 温度及び湿度の標準状態において測定されたデータから算定されるもの。
2) 定められた条件範囲と信頼水準に対して与えられるもの。
3) 通常の条件のもとで,期待される適度な寿命に対応できるもの。
b) 熱性能設計値 (design thermal value) 建築用断熱・保温材料又は製品が建築部材に組み込まれたとき,その材料又は製品が置かれるであろう外的及び内的条件のもとにおける建築用断熱・保温材料又は製品の熱性能(ここでは,熱伝導率及び熱抵抗をいう。)の値。
c) 材料 (material) 表面材又は塗装のない製品の部分で,出荷の形態,形及び寸法にかかわらないもの。
d) 製品 (product) 所定の形及び寸法をもち,かつ,表装面又は塗装のある材料からなるもので,そのまま使用できる状態の最終形態のもの。
4. 記号及び単位 量記号及び単位を表1に示す。
5. 試験方法及び試験条件
5.1 試験方法 試験は,次のいずれかの測定方法によって行う。
a) JIS A 1412-1による。
b) JIS A 1412-2による。
c) JIS A 1420による。
5.2 試験条件 換算しなくても済むように,表2のセット条件を選択して測定を行うことを推奨する。また,平均温度は,温度換算係数の適用によって測定値から2%以上の変化が起こらない範囲で選ぶ。 なお,次の試験値及び試験条件を記録しておかなければならない。 a) 厚さ及び密度 b) 平均試験温度

Download