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JIS A1210:1999 pdfダウンロード

JIS 09-28
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JIS A1210:1999 pdfダウンロード。突固めによる土の締固め試験方法 Test method for soil compaction using a rammer
1 適用範囲
この規格は,目開き37.5 mmのふるいを通過した土の乾燥密度−含水比曲線,最大乾燥密度及び最適含水比を求めるための,突固めによる土の締固め試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS A 1201 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
JIS A 1202 土粒子の密度試験方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207によるほか,次による。
3.1 ゼロ空気間隙状態 土中に空気間隙が全くない状態。
4 試験方法 試験方法は,次による。
a) 突固め方法 突固め方法は,表1による。
b) 試料の準備方法及び試料の使用方法 試料の準備方法及び試料の使用方法は,表2によるほか,次による
1) 試料の準備方法
1.1) 一般 試料の準備における含水比調整は,試料の乾燥によって締固め試験結果に影響する場合には湿潤法を,影響しない場合は乾燥法を適用する。
1.2) 湿潤法 湿潤法は,自然含水比から乾燥又は加水によって,試料を所要の含水比に調整する方法。
1.3) 乾燥法 乾燥法は,試料の全量を最適含水比が得られるまで乾燥し,突固めに当たって加水して所要の含水比に調整する方法。
2) 試料の使用方法
2.1) 一般 突固めによって土粒子が破砕しやすい土,加水後に水となじむのに時間を要する場合には非繰返し法を用いる。それ以外の土では繰返し法を適用する。
2.2) 繰返し法 繰返し法は,同一の試料を含水比を変えて繰返し使用する方法。
2.3) 非繰返し法 非繰返し法は,常に新しい試料を含水比を変えて使用する方法。
5 試験器具 試験器具は,次による。
a) モールド,カラー,底板及びスペーサーディスク モールドは,カラーの装着及び底板に緊結できる鋼製円筒形のもので,次の条件を満たさなければならない(図1参照)。
1) 100 mmモールド 100 mmモールドは,内径(100.0±0.4)mm,容量(1 000±12)×103 mm3のもの。
2) 150 mmモールド 150 mmモールドは,内径(150.0±0.6)mm,スペーサーディスク挿入時の容量(2 209±26)×103 mm3のもの。 なお,内径及び容量の条件を満たす場合は,スペーサーディスクを用いないモールドを用いてもよい。
3) スペーサーディスク スペーサーディスクは,直径(148.0±0.6)mm,高さ(50.0±0.2)mmの金属製円盤のもの。
b) ランマー ランマーは,直径(50.0±0.1)mmで底面が平らな面をもち,次の条件を満たす金属製のものとする。ランマーが,同様の条件を満たす場合は,自動突固め装置を用いてもよい。 なお,ランマーのガイドは,棒鋼による形式のもの又は空気抜き孔を設けたさや状円筒形のもので,モールドの縁に沿って自由落下できる構造とする(図2参照)。
1) 2.5 kgランマー 2.5 kgランマーは,質量(2.50±0.01)kg,落下高さ(300.0±1.5)mmで自由落下できるもの。
2) 4.5 kgランマー 4.5 kgランマーは,質量(4.50±0.02)kg,落下高さ(450.0±2.5)mmで自由落下できるもの。
c) その他の器具 その他の器具は,次による。
1) はかり はかりは,最小読取値1 gまではかることができるもの。 なお,150 mmモールドを用いる場合は,最小読取値5 gまではかることができるものを用いてもよい。

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