JIS C0051:2002 pdfダウンロード
JIS C0051:2002 pdfダウンロード。環境試験方法- 電気・ 電子- 端子強度試験方法 Environmental testing- Part 2-21: Tests- Test U: Robustness of termination and integral mounting devices
1. 適用範囲 この規格は, 通常の組立中又は取扱い中に, リ ード線などの端子又は表面実装部品の電極部が機械的なストレスを受けやすい電気及び電子部品に適用する。
適用する試験の詳細を表 1 に示す。
備考 この規格の対応国際規格を, 次に示す。
なお, 対応の程度を表す記号は, ISO/IEC Guide 21 に基づき, IDT( 一致している), MOD( 修正している), NEQ( 同等でない) とする。
IEC 60068-2-21: 1999 Environmental testing- part 2-21: Tests- Test U: Robustness of terminationand integral mounting devices(MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は, この規格に引用されることによって, この規格の規定の一部を構成する。 これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。
JIS B 1002: 1985 二面幅の寸法
備考 ISO 272: 1982 Fasteners- Hexagon products- Widths across flats からのすべての引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 0010: 1993 環境試験方法- 電気・ 電子- 通則
備考 IEC 60068-1: 1988, Environmental testing- Part 1: General and guidance がこの規格と一致している。
JIS C 0035: 1996 環境試験方法- 電気・ 電子- 一連耐候性試験
備考 IEC 60068-2-61: 1991, Environmental testing- Part 2- Test Z/ABDM: Climatic sequence がこの規格と一致している。
JIS C 0050: 1996 環境試験方法- 電気・ 電子- はんだ付け試験方法
備考 IEC 60068-2-20: 1979, Environmental testing- Part 2- Test T: Soldering がこの規格と一致している。
JIS C 6484: 1997 プリ ント配線板用銅張積層板- ガラス布基材エポキシ樹脂
備考 IEC 60249-2-4: 1987,Base materials for printed circuits- Part 2: Specifications- No. 4: Epoxy wovenglass fiber copper-clad laminated sheet, general purpose grade からのすべての引用事項は, この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 3282: 1999 はんだ- 化学成分及び形状
備考 ISO 9453: 1990, Soft solder alloys- Chemical compositions and form からのすべての引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z8202-3: 2000 量及び単位- 第 3 部: 力学
備考 ISO 31-3: 1992, Quantities and units- Part 3: Mechanics がこの規格と一致している。
IEC 61191-2: 1998,Printed board assemblies- Part 2: Sectional specification- Requirement for surface mountsoldered assemblies
3. 試験 U a1 : 引張強さ この試験はすべての種類の端子に適用する。
3.1 目的 この試験は, 端子及び端子接合部が通常の組立中又は取扱い中に, 端子の軸方向に加わる引張力に耐えるかどうかを評価することを目的とする。
3.2 試験 U a1 の概要 端子を通常の位置に部品本体を固定し, 端子の軸方向で部品本体から遠ざかる方向に引張力を加える。 この場合は, どんな衝撃も加えないように徐々 に規定の力になるまで加え, 10 秒 ±1 秒間その力を保持する。
3.3 前処理 前処理は, 製品規格の規定による。
3.4 初期測定 製品規格に規定がある場合には, 供試品は目視によって外観を調べ, 電気的及び機械的検査を行う。
3.5 試験方法 付図 2a を参照する。
3.5.1 適用 この試験はすべての種類の端子に適用する。 また, 試験は部品のすべての端子に行う。 ただし, 4 端子以上の部品で, 製品規格に試験を行う端子数の規定がある場合は除く 。 この場合は, 部品のすべての端子が同じく らいの確率で試験ができる方法とする。
3.5.2 手順 端子を通常の位置に部品本体を固定し,端子の軸方向で部品本体から遠ざかる方向に引張力を加える。 この場合は, どんな衝撃も与えないように徐々に規定の力になるまで加え, 10 秒 ± 1 秒間その力を保持する。
引張力の規定値は, 次による。
a) 円形断面リ ード線, 板状又はピン端子
引張力は, 表 2 に規定の値とする。
備考 表 2 に規定の公称断面積又は公称径の範囲を超えるリ ード線端子部品の場合は, 適切な引張力を製品規格に規定する。
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