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JIS D0303:1998 pdfダウンロード

JIS 09-28
JIS D0303:1998 pdfダウンロード

JIS D0303:1998 pdfダウンロード。乗用車−荷物室−標準容積の測定方法 Passenger cars−Luggage compartments− Method of measuring reference volume
1. 適用範囲
この規格は,乗用車の荷物室の標準容積の測定方法について規定する。 備考 この規格の対応国際規格を次に示す。 ISO 3832 : 1991 Passenger cars−Luggage compartments−Method of measuring reference volume
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 JIS D 0101 : 1993 自動車の種類に関する用語
備考 ISO 3833 : 1977, Road vehicles−Types−Terms and definitionsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS D 0102 : 1996 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能
備考 ISO 612 : 1978, Road vehicles−Dimensions of motor vehicles and towed vehicles−Terms and definitions及びISO 1176 : 1990, Road vehicles−Masses−Vocabulary and codesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 測定具 (unit module) 角に半径10mm以下の丸みを付けた,表1に示す寸法及び体積の直方体。 なお,測定具は,4.に定める方法で荷物室に収めたとき,変形してはならない。
3.2 荷物室の標準容積 (reference volume of luggage compartment) 4.に定める手順に従って荷物室に収めることかできた測定具の体積の総和。dm3の単位で表した標準容積を用いることによって,乗用車間の比較が可能となる。
4. 測定方法
4.1 乗員室と荷物室とが隔壁で仕切られている荷物室の容積測定 備考 テールゲート付きの車両(ハッチバック型)では,パーセルシェルフが正規の位置にある場合,それが荷物室の上限を決定するため,次に示す方法で測定してもよい。
4.1.1 測定条件 荷物室には,製造業者によってあらかじめ設定されたすべての備品(スペアタイヤ,ジャッキなど)が収められていること。他の備品,例えば救急箱,消火器などは,備え付けのものか単なるオプションかを問わず,特に考慮しない。
4.1.2 測定手順 測定具のタイプA又はタイプBを適宜用いて,容積が最大となるよう測定具を積み込む。測定具を積み込んだ状態で,荷物室のトランクリッドは正規に閉じなければならない。
4.1.3 算出方法
4.1.2に従って荷物室に積み込まれた測定具の体積を加算して,荷物室の標準容積をdm3の単位を用いて算出する。
4.2 乗員室に対して開放されている荷物室の容積測定
4.2.1 測定条件 荷物室には,製造業者によってあらかじめ設定されたすべての備品(スペアタイヤ,ジャッキなど)が収められていること。他の備品,例えば救急箱,消火器などは,備え付けのものか単なるオプションかを問わず,特に考慮しない。
4.2.2 積載範囲 荷物室の容積を大きくするために,あらかじめ製造業者によって,折り畳み式又は取り外し式のリヤシート又はリヤシートバックが設定されている場合には,次の三つの場合に分けて測定する。
a) リヤシート及びリヤシートバックを乗員が座る設計基準位置にして積載する場合
b) リヤシート及び/又はリヤシートバックを折り畳むか又は取り外して積載する場合 いずれの場合も,積載限度は次のとおりとする。
1) 前面限度:製造業者及び/又は折り畳んだリヤシートによって決定される設計基準位置に調整された,荷物室の直前にあるシートのシートバック背面に沿った面。
2) 上面限度:荷物室の直前にあるシートのシートバック上端(ヘッドレストは含めない)を通り,主たる積載床に平行な平面。シートバックとヘッドレストが一体になっている場合のシートバックの上端位置は,製造業者の仕様に従う。
c) リヤシート及び/又はリヤシートバックを折り畳むか又は取り外して積載する場合(ルーフまで積載)。
1) 前面限度:設計基準位置に調整されたフロントシートのシートバックの背面及び背面に接する垂直な面。
2) 上面限度:ルーフヘッドライニング。
参考 実用上,ルーフヘッドライニングまで荷物の積載が可能な場合には,荷崩れ防止柵を設定するなど,安全への配慮が必要である。
4.2.3 測定手順
4.1.2に示す方法で測定具を荷物室に積み込む。
4.2.4 算出方法
4.2.2のa),b),c)それぞれの荷物室に積み込まれた測定具の体積を加算して,3種類の荷物室の標準容積をdm3の単位を用いて算出する。

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