JIS G0559:1996 pdfダウンロード
JIS G0559:1996 pdfダウンロード。鋼の炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ測定方法 Steel-Determination of case depth after flame hardening or induction hardening
1 適用範囲
この規格は,通常,0.3 mmを超える,鋼の炎焼入れ及び高周波焼入れによる硬化層深さ(以下,硬化層深さという。)を測定する方法について規定する。ただし,受渡当事者間の協定によって,0.3 mm以下の硬化層深さの測定に使用してもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 18203:2016,Steel−Determination of the thickness of surface-hardened layers(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証及び校正 注記 対応国際規格:ISO 6507-2,Metallic materials−Vickers hardness test−Part 2:Verification and calibration of testing mechines
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験−試験機及び圧子の検証及び校正
JIS B 7734 ヌープ硬さ試験−試験機の検証
注記 この規格の改正時点では,JIS B 7734は,ISO 4546:1993に対応したものであるが,ISO 4546は,廃止されてISO 4545-2へ移行し,2017年版が発行されている。
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0202 鉄鋼用語(試験)
JIS R 6010 研磨布紙用研磨材の粒度
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
注記 対応国際規格:ISO 6507-1,Metallic materials−Vickers hardness test−Part 1:Test method
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法 JIS Z 2251 ヌープ硬さ試験−試験方法
注記 対応国際規格:ISO 4545-1,Metallic materials−Knoop hardness test−Part 1:Test method
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201及びJIS G 0202によるほか,次による。
3.1 有効硬化層深さ 焼入れのまま,又は焼入れ焼戻しした硬化層の表面から,表1に規定する限界硬さの位置までの距離。
通常,焼戻し温度は,200 ℃以下とする。 次の式の限界硬さを用いる場合がある。
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